芸術と計画会議(C.A.P.)が主催する「CAPアートマーケット2010 ~産地直送、CAPがつくるアート市」が3月27日・28日、海外移住と文化の交流センター(神戸市中央区山本通3、TEL 078-272-2362)内の「C.A.P. STUDIO Y3」で開催される。
同イベントは、「アーティストは見せるだけでなく売ることを、鑑賞者は見るだけでなく買うことを少し意識しながら、作品を通してコミュニケーションができないか」と2003年より同団体が開催しているもの。以前は「アートフェア」として開催していたが、今回から「アートマーケット」と名称を変更して開催する。
野菜や果物が、生産者の顔が見える市場(マーケット)で売られているように、アート作品がアーティストの前で売られる同イベント。来場者は各アーティストのアトリエを訪ね、作家のことをより知り、作品について理解することができるという。
参加するアーティストは筧有子さんや國久真有さん、鳴海健二さんら50人以上。作品は絵画や立体展示作品などさまざま。
同団体のディレクター下田展久さんは「フラリとのぞいて行く人もあれば、気に入った作品を探しに来る人もいる。カフェで一休みした後、また別のアーティストのアトリエを訪ねたりと、C.A.P.にしか作れないアート市をお楽しみいただく機会になれば」と話す。
開催時間は、27日=11時~21時、28日=11時~17時。入場無料。