神戸夙川学院大学（神戸市中央区港島1、TEL 078-940-1154）で9月13日、観光庁発足を記念した講演会が開催される。テーマは「日本の観光立国へ向けての今後の政策及び展望」で、国土交通省の西坂昇大臣官房審議官を講師に迎える。

　同大は昨年4月に開校し「観光は地球の未来（人と文化と自然の共生）を創造するエンジン」を理念に観光文化学部を設置。昨年訪日外国人が過去最高の834万人に達したことや、観光庁発足をきっかけに、観光業界を志望する生徒数の増加に弾みを付ける構え。

　観光庁は2003年以降、国土交通省大臣が中心になって運営されている「ビジット・ジャパン・キャンペーン」の開始後、観光による地域再生などの「観光立国」政策を強化するために2008年10月1日に設立される。

「これからの日本を支える観光業界の皆様には、ぜひ参加していただきたい」と同大担当者。会場は同大内にあるアリーナで、300人～500人の参加を見込む。講演時間は14時30分～16時。参加無料。電話での事前申し込みが必要。締め切りは9月5日。