神戸らんぷミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-333-5310)で9月7日、企画展「みなとの絵大賞作品展」が始まった。
NPO法人神戸グランドアンカーが主催する公募作品展「第7回 KOBE みなとの絵大賞」の入賞作品を含む44点を展示する同展。「第7回 KOBE みなとの絵大賞」は5月22日に行った港を舞台に描く写生大会で、幼児~80代の約300人が参加し、参加者は神戸市内を中心に県外からも集まった。7月17日~8月3日は「波止場町TEN×TEN」(波止場町)で展示し、第2会場として同館でも展示する。
作品は、神戸港に浮かぶ船を描いた作品や、フェリー乗り場の様子を描いた作品、モザイクの観覧車や神戸ポートタワーを描いた作品などが多く見られる。中には空を飛ぶかもめや波が揺れる様子にスポットを当てた作品も展示。作品はクレヨンや色鉛筆、水彩絵の具など自由な画材で描かれている。
会場には「KOBEみなとの絵大賞」に選ばれた5歳のいしまゆうこさんの作品も展示。そこには海に浮かぶ船や観覧車、青空や雲、太陽、神戸港の波などがクレヨンで力強く描かれている。ほかにも「兵庫県知事賞」「神戸グランドアンカー賞」に選ばれた入賞作品14点を展示する。
同館の伊藤正則館長は「写生大会当日に屋外で描かれた作品ばかりなので、絵を明るく見せたかった。絵にライトを当て、1点1点が浮かび上がるような展示にこだわった」と話す。
開館時間は10時~17時。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館料は、大人=400円、小人(中学生以下)=200円。今月20日まで。