神戸・三宮で「映画が恋したKOBE展」-衣装や台本など130点展示

映画「僕の彼女はサイボーグ」で使用した主演女優・綾瀬はるかさんの衣装

映画「僕の彼女はサイボーグ」で使用した主演女優・綾瀬はるかさんの衣装

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 神戸・三宮の地下街にある「さんちかホール」(神戸市中央区三宮町1)で9月30日、企画展「映画が恋したKOBE展-作品でたどる神戸フィルムオフィス10年の歩み-」が始まった。

主な過去の作品や近日公開作品のポスター

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 神戸フィルムオフィス(港島中町6)が9月13日で10周年を迎えたのを記念して行う同展。10年間で支援した主な過去の作品や近日公開作品のポスター20枚以上や、映画「僕の彼女はサイボーグ」で使用した主演女優・綾瀬はるかさんの衣装、セットの図面やイメージ図、ロケ風景のパネル、台本など約130点を展示。

 モニターでは、「当展に合わせて特別に映画会社などに協力いただいた」(同オフィスの三宅千佳さん)という2007年公開の映画「クローズZERO」や、2008年公開の映画「僕の彼女はサイボーグ」などのメーキング風景を流している。ほかにも同オフィスの10年を撮影作品で振り返るパネルも展示。

 三宅さんは「10周年の締めになる欲張りな企画展になった。まだまだ一般の方に当オフィスを認知いただけていないので、この機会にたくさんの方に知っていただければ。神戸在住の方には自分たちの街にも、映画の舞台となった場所があったのか、と再発見してほしい」と笑顔を見せる。「これまでも素晴らしい作品はたくさんあったが、神戸が神戸として作られる作品が少ないのが残念。きれいでロマンティックな街なので、今後ラブストーリーなども撮影できれば」とも。

 国内外からの観光客誘致や神戸経済の活性化を目指して、映画やテレビなど神戸をロケ地とした映像制作の誘致や支援を行う同オフィスは、2000年9月13日に神戸市が設立。設立以来10年間で支援した作品は、テレビ番組、プロモーションビデオ、雑誌のスチールなども含めて1,600本以上になり、2011年公開の映画「GANTZ」や今年12月公開の映画「ノルウェイの森」も含まれる。

 開場時間は10時~20時。今月5日まで(最終日は17時まで)。

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