「神戸フィルムオフィス」10周年で企画展など-過去の支援作品を紹介

市街地のロケ地をめぐる街歩きツアー「KOBE シネウォーク」

市街地のロケ地をめぐる街歩きツアー「KOBE シネウォーク」

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 神戸フィルムオフィス(神戸市中央区港島中町6)は9月12日より、神戸市内を中心に設立10周年記念イベントを開催する。

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 同オフィスが9月13日で設立10周年を迎える事を記念して行う同イベント。「市民の皆さまにこれまでの活動を知っていただくとともに、観光客の皆さまにもロケ地としての神戸の魅力も知っていただきたい」と同オフィスが企画した。

 12日からは、市内観光案内所、神戸市営地下鉄各駅、シティー・ループバス車内、市内・近郊のTSUTAYA店舗などで「ロケ地ガイド冊子『神戸シネマップ』」10万部を無料配布。冊子では、これまでの10年間の作品の足跡をたどるロケ地巡り5コースや、過去の主な支援作品を紹介している。

 ほかにも、10月2日・3日・9日・10日・11日の10時~12時、13時30分~15時30分には、市街地のロケ地をめぐる街歩きツアー「KOBE シネウォーク」を開催。9月30日からは企画展「映画が恋したKOBE展-作品でたどる神戸フィルムオフィス10年の歩み-」をさんちかホール(三宮1)で開催。神戸フィルムオフィスが10年間で支援した主な過去の作品や近日公開作品のポスターやパネル展示、映画「僕の彼女はサイボーグ」で使用した、主演女優・綾瀬はるかさんの衣装展示などを行う。

 同オフィス担当者は「この機会にご来場いただき、映像を通した神戸の新しい魅力を発見してほしい」と話す。

 国内外からの観光客誘致や神戸経済の活性化を目指して、映画やテレビなど神戸をロケ地とした映像制作の誘致や支援を行う同オフィスは、2000年9月13日に神戸市が設立。設立以来10年間で支援した作品は、テレビ番組、プロモーションビデオ、雑誌のスチールなども含めて1,600本以上になり、2011年公開の映画「GANTZ」や今年12月公開の映画「ノルウェイの森」も含まれる。

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