エコ活動を推進しているNGO風人ネットワーク(大阪市淀川区)が企画するイベント「HAPPYゴミ拾いリレー」が1月29日、神戸・三宮を中心に行われた。
同グループは、「祭」を通じて「人と人」「人と自然」のつながりをつくり、地球と人の心に緑と笑顔と希望を増やそうと活動を進める団体。「風人(かじぴとぅ:西表島の方言)」とは、自然を愛し思いやりを持って生きる人を意味する。
同イベントは集合場所とした駅周辺のゴミ拾いをするイベントで、昨年5月3日(ゴミの日)に東ルートと西ルートに分かれJR大阪駅をスタート。各駅をタスキでつなぎ、東はJR札幌駅、西はJR鹿児島中央駅のゴールを目指す。現在、東ルートはJR山科駅(京都市山科区)、西ルートはJR三ノ宮駅(神戸市中央区)まで進んでいる。
イベント当日は集合場所となった阪急三宮駅北側の「さんきたアモーレ広場(通称=パイ山)」に、三ノ宮駅リーダー「肝っ玉ん」こと加賀屋健多さんと「屋台のけんちゃん」こと北沢けんじさんを中心に約50人の参加者が集まった。中には、人気アニメの仮装をする人やカラフルでユニークなかぶりものを着けた人も。小雪の降る中、「ハッピー!レインボー!」を合言葉に街行く人に笑顔であいさつし、同イベントをアピール。加賀屋さんは「楽しくゴミ拾いを体験してもらうためにも仮装での参加を歓迎している。」と笑顔をみせる。
参加募集はブログやミクシィなどのSNSで行い、誰でも自由に参加することができる。各駅のリーダーも毎回募集している。「次回はJR元町駅が集合場所となるが、まだ駅リーダーが見つかっていない。このタスキを鹿児島までつなげたいので、ぜひどなたか立候補してほしい」と北沢さんは話す。