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シタール奏者・ヨシダダイキチさん、神戸でライブ-印古典民族楽器を演奏

北インドの古典民族楽器シタールの一種スルバハールを演奏するヨシダダイキチさん

北インドの古典民族楽器シタールの一種スルバハールを演奏するヨシダダイキチさん

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 シタール奏者・ヨシダダイキチさんのライブ「お還りなさい presents スルバハール ソロツアー2011 in 神戸」が3月7日、神戸・トアウエストにある「トンカ書店」(神戸市中央区下山手通3)で開かれた。「お還りなさい」は和歌山を舞台に活動している音楽イベントで、今回が初めてのツアー企画。

観客からの質問に気さくに答えるヨシダダイキチさん

 ヨシダダイキチさんは、歌手・UAさんへの楽曲提供、奄美島唄の唄者・朝崎郁恵さんのプロデュース、ボアダムス・ヨシミさんとの「サイコババ」や、灰野敬二さんとの共演などで活躍。2001年にダライ・ラマ14世が提唱した「世界聖なる音楽祭」にも出演し、民謡からポップス、アバンギャルドまで、さまざまなジャンルで活動している。

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 今回行われたのは、北インドの古典民族楽器・シタールより2倍近く大きなボディーの同種楽器・スルバハールでのソロライブ。近畿・中国・四国の計13カ所をまわるツアーで「国内では、まだ誰もスルバハールの演奏をしていない」とヨシダさん。同楽器は、4本のメロディー弦と4本のリズム弦、そして11本の共鳴弦があり、独特の響きがある音と重いメロディー、力強いリズムを特徴とする。

 オープニングでギタリスト・日野浩志郎さんによる即興演奏が行われ、その後、ヨシダさんが「夜更けて独り静かに物思う」をテーマに約1時間にわたり演奏を披露。「1曲の中で、人が胎内に宿り生まれ、土に返るまでの流れるような人生を表現した。シタールが激しくて華やかなのに対して、スルバハールは『わび・さび』を大切にしている。シタールやスルバハールも日本に入ってきて、日本人に合うようにカスタマイズされれば」とヨシダさん。

 演奏終了後も観客からの質問に気さくに答えるヨシダさん。「日本ではなじみの少ない古典民族楽器を知ってもらうためのツアーでもあり、キャパシティーの少ない場所でのライブは、直接会話しお客さんの反応を見ながら演奏できる。今後は、お座敷でも演奏してみたい」と笑顔で話した。

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