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「第1回神戸マラソン」募集要項とコース発表-被災地へエール送る

電光掲示板に神戸マラソン開催までの日数が点灯

電光掲示板に神戸マラソン開催までの日数が点灯

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 11月20日に開催する「第1回神戸マラソン」の実施計画が3月30日、兵庫県公館(神戸市中央区下山手通4)で発表された。同イベントは「ランニングを核とした県民・市民スポーツの振興を図るとともに、兵庫・神戸の魅力を国内外に発信する」(神戸マラソン実行委員会)ことを目的に開催するもの。

第2回神戸マラソン実行委員会の様子

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 大会のテーマは「感謝と友情-Thanks & Friendship」、スローガンは「ありがとうが、エールになる」。阪神・淡路大震災から復興、そして現在にいたるまで「手を差し伸べていただいた国内外の人々や地域へ感謝の気持ち」を表明する。

 コースは、神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋たもと(県立舞子公園付近)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとするフルマラソン(42.195キロ)と、神戸市役所前をスタートし須磨浦公園をフィニッシュとするクオーターマラソン(10.6キロ)の2種目を設定。クオーターマラソンはファンランのため表彰は行わない。

 大会コンセプトに「ボランティア・マインド」と「ホスピタリティ・マインド」を掲げる同イベント。「ボランティア・マインド」の具現化として「神戸マラソンフレンドシップバンク」を設立する。同バンクの取り組みは「大会終了後、Tシャツ、フィニッシャーズタオル、スタッフウエアなどの大会備品は保管し支援物資として活用」「被災地に向けた応援メッセージなどを書き込めるチャリティーゼッケンの販売」「出走ランナーの不要になった防寒着を回収・クリーニングし支援物資として保管」など。矢田立郎神戸市長は「東日本大震災で被災された方々に対して心からのお見舞いと一日も早い復旧・復興を願い支援する」と述べた。

 井戸敏三兵庫県知事は「被災地への熱いエールになるような大会にしたい」と話す。実行委員会会長の植月正章さんは「ランナーには沿道の声援がよく聞こえ、その応援が後押しする。沿道の人垣が途切れることがないようにコース上の各地点で集客イベントも開催し大会を盛り上げたい」と話した。

 フルマラソンは、参加対象=18歳以上、定員=1万8,000人、制限時間=7時間、参加費=1万円(チャリティー募金100円含む)、団体エントリーあり。クオーターマラソンは、参加対象=15歳以上、定員=2,000人、制限時間=2時間、参加費=5,000円(チャリティー募金50円含む)。参加申し込み(インターネット、郵便振替)は4月15日から。定員を超えた場合は抽選で参加者を決定する。詳細は「神戸マラソンオフィシャルサイト」で確認できる。

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