リリース発行企業:心幸ホールディングス株式会社
企業内売店・食堂運営をメインに、福利厚生支援サービスを展開する心幸グループの「健康経営」に特化した事業会社である心幸ウェルネス株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:山崎 忠)は、従業員50人以上の企業に勤務し、人事部門でストレスチェックの運用や実施に携わる担当者109名を対象に、企業のストレスチェックの実施状況や課題に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
- 01|約9割が「ストレスチェックのシステム化を進めたい」と回答。その期待効果として、「年間の運用コストを抑えること」が67.0%で最多に
- 02|外部システム利用企業の25.0%が「改善の余地を感じる」と回答。具体的な課題、「毎年の実施コストの負担が重い」が92.9%でトップ
- 03|今後のストレスチェック実施において重視したい項目、第1位「手続きの簡素化」「結果データの有効活用」(同率62.4%)
本調査のダウンロードはこちら:https://www.shinko-jp.com/dl-202501stresscheck/
■調査概要
- 調査名称:企業のストレスチェック運用における実態調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)?」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2024年11月19日~同年11月20日
- 有効回答:従業員50人以上の企業に勤務し、人事部門でストレスチェックの運用や実施に携わる担当者109名
※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「心幸ホールディングス株式会社」の名前を明記してください。
ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:http://www.shinko-jp.com
■ストレスチェックの実施方法、「外部の専用システム」が51.4%で最多
「Q1.現在、あなたの会社ではストレスチェックの実施にどのような方法を採用していますか。」(n=109)と質問したところ、「外部の専用システムを契約して利用している」が51.4%、「社内で開発したシステムを使って実施している」が30.3%、「産業医や専門機関に一括で依頼している」が11.9%という回答となりました。
Q1.現在、あなたの会社ではストレスチェックの実施にどのような方法を採用していますか。
・外部の専用システムを契約して利用している:51.4%
・社内で開発したシステムを使って実施している:30.3%
・産業医や専門機関に一括で依頼している:11.9%
・紙のアンケート形式で実施している:4.6%
・状況に応じて複数の方法を使い分けている:1.8%
・わからない/答えられない:0.0%
■外部システム利用企業の67.9%が「満足・問題なく運用できている」一方、25.0%は「改善の余地あり」と回答
Q1で「外部の専用システムを契約して利用している」と回答した方に、「Q2.当該実施方法について、どのように感じていますか。」(n=56)と質問したところ、「概ね問題なく運用できている」が53.6%、「いくつか改善の余地を感じる」が25.0%、「とても使いやすく満足している」が14.3%という回答となりました。
Q2.当該実施方法について、どのように感じていますか。
・とても使いやすく満足している:14.3%
・概ね問題なく運用できている:53.6%
・どちらともいえない部分が多い:5.4%
・いくつか改善の余地を感じる:25.0%
・かなり使いづらさを感じている:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%
■外部システムの課題、「実施コストの負担が重い」が92.9%で最多
Q2で「いくつか改善の余地を感じる」「かなり使いづらさを感じている」と回答した方に、「Q3.現在の実施方法において、どのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=14)と質問したところ、「毎年の実施コストの負担が重い」が92.9%、「個人情報の管理に不安を感じる」が78.6%、「システムの使い方が複雑で戸惑う」が57.1%という回答となりました。
Q3.現在の実施方法において、どのような課題を感じていますか。(複数回答)
・毎年の実施コストの負担が重い:92.9%
・個人情報の管理に不安を感じる:78.6%
・システムの使い方が複雑で戸惑う:57.1%
・従業員からなかなか回答が集まらない:50.0%
・分析結果を具体的な施策に活かせていない:35.7%
・結果の集計作業に手間がかかりすぎる:21.4%
・産業医との日程調整や連携が難しい:14.3%
・結果を受けた従業員へのケアが十分にできない:7.1%
・関係部署との情報共有がスムーズにいかない:0.0%
・年間スケジュールの調整に苦労する:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■今後のストレスチェック実施において重視したい項目、「手続きの簡素化」「データ活用」が同率62.4%でトップ
「Q4.今後のストレスチェック実施について、特に重視したい項目を教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「実施手続きの簡素化」が62.4%、「結果データの有効活用」が62.4%、「従業員全員の確実な受検」が56.0%という回答となりました。
Q4.今後のストレスチェック実施について、特に重視したい項目を教えてください。(複数回答)
・実施手続きの簡素化:62.4%
・結果データの有効活用:62.4%
・従業員全員の確実な受検:56.0%
・予算内での効率的な運用:46.8%
・情報管理体制の整備:45.0%
・産業医との円滑な連携:31.2%
・フォローアップ体制の充実:28.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■約9割が「ストレスチェックのシステム化を進めたい」と回答
「Q5.ストレスチェックの実施において、システム化を進めることについてどのようにお考えですか。」(n=109)と質問したところ、「できるだけ早く進めたいと考えている」が55.1%、「今後の選択肢として検討している」が33.9%という回答となりました。
Q5.ストレスチェックの実施において、システム化を進めることについてどのようにお考えですか。
・できるだけ早く進めたいと考えている:55.1%
・今後の選択肢として検討している:33.9%
・現在の方法で特に問題を感じていない:10.1%
・システム化の必要性を感じていない:0.0%
・わからない/答えられない:0.9%
■ストレスチェックのシステム化への期待、「年間の運用コストを抑えること」が67.0%で最多
Q5で「できるだけ早く進めたいと考えている」「今後の選択肢として検討している」と回答した方に、「Q6.システム化に期待する効果を教えてください。(複数回答)」(n=97)と質問したところ、「年間の運用コストを抑えること」が67.0%、「個人情報の管理が安全になること」が55.7%、「担当者の作業負担を減らせること」が53.6%という回答となりました。
Q6.システム化に期待する効果を教えてください。(複数回答)
・年間の運用コストを抑えること:67.0%
・個人情報の管理が安全になること:55.7%
・担当者の作業負担を減らせること:53.6%
・社内の情報管理が一元化できること:52.6%
・結果の分析が容易になること:46.4%
・従業員が回答しやすくなること:41.2%
・要フォロー者への対応が迅速になること:32.0%
・部門を越えた情報共有がしやすくなること:18.6%
・その他:1.0%
ー人件費削減
・わからない/答えられない:0.0%
■今後強化したいメンタルヘルスケア施策、「要フォロー者への支援体制の強化」が70.6%でトップ
「Q7.あなたの会社のメンタルヘルスケアの取り組みとして、今後強化したい施策を教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「要フォロー者への支援体制の強化」が70.6%、「ストレスチェックの実施方法の見直し」が55.0%、「産業医面談の実施体制の整備」が52.3%という回答となりました。
Q7.あなたの会社のメンタルヘルスケアの取り組みとして、今後強化したい施策を教えてください。(複数回答)
・要フォロー者への支援体制の強化:70.6%
・ストレスチェックの実施方法の見直し:55.0%
・産業医面談の実施体制の整備:52.3%
・管理職向けメンタルヘルス研修の充実:45.0%
・相談窓口の利用促進:25.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■ストレスチェックの実施について、73.3%が「実施回数・時期の見直し」「フォローアップ面談の充実」を改善項目として検討
Q7で「ストレスチェックの実施方法の見直し」と回答した方に、「Q8.具体的にどのような改善を検討していますか。(複数回答)」(n=60)と質問したところ、「年間の実施回数や時期の見直し」が73.3%、「フォローアップ面談の充実」が73.3%、「結果分析の詳細化・活用強化」が61.7%という回答となりました。
Q8.具体的にどのような改善を検討していますか。(複数回答)
・年間の実施回数や時期の見直し:73.3%
・フォローアップ面談の充実:73.3%
・結果分析の詳細化・活用強化:61.7%
・紙からデジタルへの移行検討:55.0%
・産業医との連携強化:46.7%
・職場環境に合わせた実施時期の調整:41.7%
・実施にかかる予算の見直し:41.7%
・個人・組織へのフィードバック方法の工夫:25.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■まとめ
今回は、従業員50人以上の企業に勤務し、人事部門でストレスチェックの運用や実施に携わる担当者109名を対象に、企業のストレスチェックの実施状況や課題に関する意識調査を実施しました。
まず、現在のストレスチェックの実施方法では、「外部の専用システムを契約して利用している」企業が51.4%で最多となっています。しかし、外部システム利用企業の25.0%が「改善の余地を感じる」と回答しており、その課題として92.9%が「毎年の実施コストの負担が重い」を挙げています。また、「個人情報の管理に不安を感じる」(78.6%)、「システムの使い方が複雑で戸惑う」(57.1%)など、運用面での課題も浮き彫りとなりました。
こうした課題を背景に、89.0%の企業が「ストレスチェックのシステム化を進めたい」と回答し、その期待効果として「年間の運用コストを抑えること」(67.0%)や「個人情報の管理が安全になること」(55.7%)を上位に挙げています。また、今後のストレスチェック実施については、「実施手続きの簡素化」「結果データの有効活用」(ともに62.4%)を重視する意向が見られました。
今回の調査では、企業のストレスチェック運用における課題が明らかになりました。特に、コスト負担や情報管理の課題を抱える企業が多く、より効率的で安全なシステムへのニーズが高まっています。また、要フォロー者への支援体制強化や結果データの有効活用など、従業員のメンタルヘルスケア向上に向けた積極的な取り組みも求められています。これらの課題を解決するためには、コストと安全性のバランスがとれた使いやすいストレスチェックシステムの導入が有効ではないでしょうか。
本調査のダウンロードはこちら:https://www.shinko-jp.com/dl-202501stresscheck/
■健康管理アプリ「オフけん」でストレスチェックも簡単
健康管理アプリ「オフけん」は、従業員の健康を手軽に管理できるアプリです。初期費用無料、従業員数の制限なしで、従業員5名でも100名でも1,000名でも、いつでも、どこでも、アプリで健康管理が可能です。アプリ内でストレスチェックができるのはもちろん、検診結果のデータ化や対象者への受診連絡を一斉に実施できるなど、健診管理をアプリで行うことで、企業の健康管理業務の効率化と、従業員の心と体の健康を改善します。企業と従業員の双方で、からだの管理ができます。
詳しくはこちら:https://offken.com/kenkoukanri_app/
■会社概要
会社名 :心幸ウェルネス株式会社
設立 :1949年3月
代表者 :代表取締役 山崎 忠
所在地 :〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1-2-6 JRE尼崎フロントビル2階
事業内容:社内売店・無人コンビニ運営、企業内食堂運営・PB商品開発、
健康経営サポート、総合商品卸売、店舗運営システム開発
URL :http://www.shinko-jp.com/