そごう神戸店(神戸市中央区小野柄通8)本館地下1階食品フロア(TEL 078-200-7203)に6月1日、神戸初出店となる紅茶専門店「ダマン・フレール」がオープンした。
ダマン・フレールは1925年にロベルトとピエール・ダマン兄弟が設立したフランスの紅茶専門会社。彼らの先祖サー・ダマンがルイ14世フランス国王から紅茶の独占販売権を許可された1692年から現在まで続くフランス随一の老舗紅茶ブランドだ。
世界各国から厳選した茶葉を独自の製法でブレンドした銘品の中から21種類を美しい缶に詰め、ブレンド別に「0」から「20」までのナンバーを付け、「贈る人、贈られる人」にちなんだ数字の紅茶を選ぶことができるのも特徴の一つ。
そごう神戸店広報担当の吉田紀代さんは「紅茶の街・神戸といわれるほど紅茶好きのお客さまが多く、専門店を希望される声が多かった」と出店のきっかけを話す。
商品は、イギリスの「アールグレイ」をフランス風にアレンジしたかんきつ系の爽やかな味で、「アイスティーやミルクにもよく合う」という「グールース」(30グラム=945円、100グラム=1,890円)、5種類の味を楽しめるオリジナルのクリスタル・サシェに入ったティーバッグ「クラシックアソート(ブレックファスト、アールグレイ、ダージリン、ハーブティー、緑茶)」(5袋入り=840円)など。季節により品ぞろえを変える。
ギフトでは、重厚で高級感を演出するパッケージで宝石箱を意味する「コフレ」シリーズ「コフレ ギャランス」「コフレ D-チューブ」(缶3種とティーインフューザー付き、各4,200円)「コフレ ダミエ」(缶3種とティーインフューザー付き、5,250円)などもそろえる。
同店の高範造店長は「香りに特徴がある紅茶をそろえている。特に『グールース』はフランス国内での紅茶文化を確立するきっかけをつくり、爆発的人気を博した」と話す。「当店の紅茶でぜひ上質な時間と香りを楽しんでいただければ」とも。
営業時間は10時~20時。