そごう神戸店（神戸市中央区小野柄通8、TEL 078-221-4181）本館地階に7月28日、神戸初出店となるワイン専門店「ヴィノスやまざき」（本社＝静岡県静岡市）がオープンした。

テッレ・デル・マルケサートとウォーターストーン・ワイナリーの生産者がお祝いに駆け付けた

　商社やワイン商を通さず、蔵元直輸入型ワイン専門店として東京を中心に13店舗を展開。同店は関西エリアでは2店舗目で、フランス・イタリアなど世界10カ国の蔵元から直輸入するワイン600種類を取りそろえる。

　店舗面積は20坪。白を基調とした明るい店内はマルシェ（市場）を意識し、来店客が気軽にワインを選べるよう、味別にワインをレイアウト。買い付けにも同行するバイヤー・ソムリエが対応する。店内奥にはワインバーを併設し、週替わりで新入荷や限定の10種類のワインをグラス200円から試飲でき、週末には買い付け情報や旬のワインを紹介するワインイベントも開く。

　人気のデーリーワイン「エミールズ（赤・白）」（980円）、月刊「男子食堂」の「家飲呑みワイングランプリ」でナンバーワンに選ばれた「クラウディア・シラー」（1,280円）、イタリア・トスカーナ州の「ストラディス」（2,980円）、アメリカ・ナパヴァレーの「ウォーター・ストーン・カベルネ・ソーヴィニヨンナパヴァレー」（2,980円）、「レイニャック2004」（5,000円）などのほか、世界の銘醸ワインも多数取りそろえる。

　COOの種本祐子さんは「駅から直結という会社帰りに気軽に立ち寄れる立地の強みを生かしたい。近隣の店舗との競合ではなく相乗効果を狙い、そごう神戸店と共にワイン力を高めていきたい」と話す。

　深澤亮店長は「神戸にはワインのマーケットがまだまだ少ない。お客さま参加型の店を目指し、神戸の食とワインの文化の盛り上げに貢献できれば」と笑顔で話す。

　営業時間は10時～21時。