神戸メリケンパークオリエンタルホテル(神戸市中央区波止場町)客室最上階13階のワンフロアで10月4日~6日、「神戸アートマルシェ2013」が開催される。
2009年から始まり、これまでに延べ1万2000人が来場した同イベント。5周年を迎える今回は「神戸ビエンナーレ」の一環として開催。作品を見て楽しむ「神戸ビエンナーレ」と作品を買って楽しむ「神戸アートマルシェ」の2会場を行き来しながらアートを楽しむことができる。
同イベントは、ホテルの客室に作品を展示するという非常に珍しい形態で、三方を海に囲まれたリゾート感あふれる同ホテルで「非日常」を演出。普段敷居が高いと思われがちの画廊・ギャラリーを気軽に見ることができる。アートの啓発と市場の活性化を目指し毎年継続して開いている。
会場には、兵庫、京都、大阪、滋賀、香川、福岡、東京、愛知、石川、埼玉、神奈川の画廊・ギャラリーなど32ブースを展開。現代美術・洋画・日本画・版画・陶芸などジャンルを問わないプロのギャラリストが選んだ作品を1000点以上展示する。
実行委員長の眞弓和也さん(サコダアートギャラリー/日興堂)は、「今の時代を生きている若手アーティストの作品をお披露目し、応援する場を神戸発でつくりたい。著名作家と違って価値が確定されていない若手作家にとっては作品の購入が何よりの支援となる。この機会にぜひお気に入りの作品を見つけていただければ」と話す。
開催時間は11時~19時。入場料は1,000円。