自転車イベント「KOBE夢・未来号フェスティバル HYOGOサイクリング2013 in 神戸(通称=むぃむぃサイクリング)」が11月23日、神戸市街地で開催された。
2011年に初めて開催され3回目となる今回のいテーマは、「神戸の好(よ)さ再発見!安心、安全の街を体感しよう。」。「自然体感、からだ実感、駆ける夢の実現」をスローガンに掲げ、兵庫県サイクリング協会が主催し、龍野マウンテンバイク協会が共催。各地から集まったサイクリストが「ルールとマナーを守って安全運転」を心掛けて街中を走行した。
コースは前回大会から変更され、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)をスタートし、神戸空港を折り返す約30キロ。参加者は、清盛塚、兵庫大仏、兵庫運河、神戸海洋博物館、ポートタワー、ハーバーランドなどの観光スポットを巡るルートをロードレーサー、マウンテンバイク、小径車、シティサイクルなどさまざまな車種の自転車が駆け抜けた。
当日は、昨年に引き続き「愛三工業レーシングチーム」のプロロードレーサー・中島康晴選手と「ミス・ティーン・ジャパン2014」ファイナリストの松本優希さんがゲスト参加したほか、「BROMPTON JUNCTION KOBE(ブロンプトン ジャンクション 神戸)」と「KhodaaBloom(コーダーブルーム)」の試乗会を開催。今年は、2歳~6歳の子どもが参加できる「ランニングバイク選手権」との共催や「交通安全自転車シミュレーター」(兵庫県警本部)体験ブースなども初登場し、約300人の来場者を楽しませた。
サイクリングの伴走スタッフとして参加していた神戸市在住の男性は「お父さんと一緒に参加していた小学生の女の子がゴールに近づくにつれ生き生きとした表情になり、ゴールでは満面の笑顔になっていた。最後に『ありがとうございました』と言ってもらえてうれしかった。親子で参加できるこのようなイベントを、これからもぜひ続けてほしい」と話していた。