神戸・諏訪山のスタジオ「studioBUNGA」(神戸市中央区再度筋町)を拠点に4月5日より、「親子スクール『Little Tree』」と「森のようちえん『リトルツリー』」が開校する。主催は「ナチュラル育児会 神戸」。
1歳の子どもを育児中の母親でもある代表の林寛子さん(ピラティススクール講師)と副代表の富田幸子さん(管理栄養士)が「子どもの生きる力を伸ばしたい」「強い体を作ってあげたい」という思いから立ち上げた同会。「生きていく力を育むことを目指して、親も子も共に成長できる環境づくり」を理念に月に4回の活動を予定。
午前中は交流会や自然派育児にまつわる勉強会(9時50分~11時20分)を同スタジオで開催し、午後からは弁当を持参して子どもと一緒に諏訪山を探検(11時30分~14時)する。月に1回、神戸市北区にある無農薬無化学肥料の提携農園での農業体験も行う。
午前開催の「親子スクール『Little Tree』」は、「自然に沿った暮らし」をベースに「食の大切さ、体のこと、運動の重要性」など、自然派育児に興味のある親子に有益な情報を提供できるよう月2~3回の講座を行う。午後開催の「森のようちえん『リトルツリー』」では、預かり保育ではなく親参加型で展望台「金星台」(諏訪山町)の広場を中心に活動。子どもが森の土、木、葉や斜面などに触れることで豊かな感性やしっかりと体を動かすことを身に付ける。
富田さんは「子どもの持っている『生きる力』を伸ばす環境をこの活動の中でつくっていきたい」と話す。
林さんは「森は鳥のさえずりや葉の色、新しい芽生え、そういった違いを目や耳を使い、心で感じる楽しさをたくさん持っている。神経系が発達する時期に、必要なフィールドを提供できれば」と話す。
3月28日(10時30分~1時間程度)には、同スタジオで説明会を開催。当日は活動で利用できる長靴を数量限定で販売する。4月の活動日は、5日・11日・16日・25日。今後の予定はサイトで確認できる。