神戸・元町高架下でお笑いライブ-カンパ制で運営、初回は赤字スタート

漫才を披露する「ハイアンドロウ」の2人

漫才を披露する「ハイアンドロウ」の2人

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 元町高架下にあるアートスペース「プラネットEartH(アース)」(神戸市中央区元町高架通)で7月5日、お笑いライブ「モトコーお笑い笑店街!」が開催された。主催は本庄プロモート(大阪市北区)。

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 同ライブは「お笑い」を神戸・元町高架下から発信するインディーズ限定のお笑いライブで、地域の発展と若手芸人の育成を目的に開く。当日は、現役高校生コンビの「エイプリル」やゾンビの登場するゲームを題材にコントを披露したトリオ「ビタオシ」、街中のカップルや英語の教科書などを題材に漫才を披露したコンビ「ハイアンドロウ」など7組の芸人が出演した。

 各芸人のネタ以外にも特定の写真を見て「ボケ」るコーナー「写真で一言」や、くじで当たった芸人が「恋愛話」「むかつく話」などを披露するトークコーナーも開催。トークコーナーでは「恋愛話」を披露する芸人に会場からつっこみが入る一幕も。

 利用客からの「カンパ」ですべての経費をまかなう同ライブは、利用客が最後に「自分が適当だと思う額」を支払う。出演する芸人が、会場への呼び込みや会場設営を行い経費の節減に努めるが、1回の開催につきカンパ合計額が8,000円を下回ると赤字に。1年間続けて赤字ならば取りやめる「崖っぷちライブ」(本庄プロモートの本庄さん)。1人で5,000円を支払う客もいたが、初回の「カンパ」合計額は7,447円と目標に届かず、赤字スタートとなった。

 ライブ終了後の反省会で、本庄さんは「赤字スタートとなったが、この場所でライブをしたことには意味があった。次回はカンパ合計1万円越えを目指し、立ち見客が出るくらいにしたい」と振り返った。司会進行を担当した「ハイアンドロウ」の2人は「トークコーナーの進め方、自分たちのネタが長かったところが反省点。これからはみんなで企画したコーナーなどを作ってライブを盛り上げていきたい」とネタ中とは異なる真剣な表情をみせた。

 次回ライブは8月2日。開場13時30分~、開演14時~。

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