阪神・淡路大震災30年イベントが1月8日、百貨店「神戸阪急」(神戸市中央区小野柄通8)で始まった。
「神戸のスキを、未来につなぐ! KOBE TO THE FUTURE」をテーマに、神戸の魅力、地域のアーティスト、商品を通じ、震災の経験を未来にどうつなげていくのかを考える同イベント。期間中、施設本館2階に神戸や兵庫の地場産品を販売するショップを設置するほか、DJに大久保かれんさんを招き、一般募集した「震災後に元気や勇気をもらった曲」を基にセットリストを制作。館内BGMとして特別番組を放送する。
阪神・淡路大震災発生日の1月17日は、神戸ゆかりのゲストスピーカーによるトークライブや、神戸まちなかパフォーマンスの登録アーティストによるライブ、生放送で届ける館内放送などを予定している。
「神戸阪急」スタッフの國府航(わたる)さんは「音楽やスポーツ、ファッションなど、世代を超えて神戸の未来について会話が生まれるテーマを心がけた。来場者の『スキなもの』をボードに貼ることもできるので、参加してほしい」と話す。
営業時間は10時~20時。1月21日まで。