神戸国際会館内の商業施設「神戸国際会館SOL(ソル)」(神戸市中央区御幸通8、TEL 078-230-3199)が3月18日、リニューアルオープンした。対象フロアは地下1、2階。
地下2階に新規オープンしたフレンチ雑貨「ル・グラン・トレゾワ」
阪神・淡路大震災後の1999年に復興のシンボルとして建てられた「新・神戸国際会館」とともに誕生した同施設。神戸・三宮の高い商業集積の中、独自の立ち位置を確立するため、25~35歳の女性をターゲットに「HEALTH&BEAUTY」をコンセプトに、あえてアパレルを少なくし、雑貨やインテリアを中心とした店舗集積を行ってきた。昨年度末までの売り上げは9カ月連続、客数では14カ月連続で前年同月対比を超えている(同社)。
リニューアルはオープン以来初めて。当初のコンセプトは維持しながら、時代に合わせた商業環境の改善とライフスタイル雑貨MD(マーチャンダイジング)の強化を目的としてリニューアルを行った。全体のテナント数は39店舗から46店舗へと増加。新規21店舗を導入、移転・改装は14店舗、うち関西初出店が2店舗、神戸初出店が9店舗となる。
新規テナントは、地下1階=レディスアパレル「ビアズリーガリャルダガランテ」「リヴドロワ」、まつげエクステ「ビューティーアイラッシュ」(以上、神戸初)、アクセサリー・服飾雑貨「エクスプリメ」、アロマ&オーガニックコスメ「ソワニュ」、地下2階=ギリシャのナチュラルコスメ「アピヴィータ」、輸入雑貨・モダンインテリア家具「アヌエ」(以上、関西初)、ハンドメード眼鏡「ナッキーメイド レディメイドショップ」、フェアトレードファッション・インテリア「シサムコウボウ」、インテリア・生活雑貨「トラス103」、ガーデニング&ナチュラル雑貨「みどりの雑貨屋」、フレンチ雑貨「ル・グラン・トレゾワ」、レディスシューズ・雑貨「カトルフィーユ」、ワイン&グロサリー「サンクゼール」、アート・アートグッズ「アートウィズ・ギャラリー」。眼鏡・サングラス・眼鏡雑貨「ゾフ」、和雑貨「クロチク」、ファッション小物「ハッピー」、服飾・生活雑貨・インテリア「ホリデーアパートメント」、焼き菓子「クッキー&レモネード アンジー」、生活雑貨・ハーブ「アニマニ」は神戸初。
地下1階は「FASHION」「HEALTH&BEAUTY」をコンセプトに、神戸の街並みに合うナチュラルテイストなアパレルと、女性には欠かせない美と健康をサポートするネイルケア・フェイシャルケアなどの店舗を展開する。
地下2階は、「LIFE GOODS」「CREATIVE LIFE」「GOURMET LIFE」をコンセプトに、日々の生活に欠かせないアイテムや、関西で活躍するオーナーが作り出すアンティーク家具やセレクト雑貨、オンリーワン商品を取り扱う店舗、食アイテムなど、ライフスタイルを意識した店舗を導入した。
同社担当の西依幸さんは「地下2階は、神戸の人気エリアである栄町やトアウエスト周辺に続く新たな『おしゃれスポット』を目指したスタイル。木目調の床で自然を感じる温かな空間作りをするなどの工夫も施した」と話す。
営業時間は10時~20時(飲食店を除く)。