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神戸メリケンパークで神戸市消防出初め式-未来へ羽ばたく不死鳥を放水で表現

子どもたちを乗せてパレードする消防車

子どもたちを乗せてパレードする消防車

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 神戸メリケンパーク内(神戸市中央区波止場町)と同パーク沖の海上で1月8日、神戸市消防出初め式が行われた。

一斉放水では「未来へ羽ばたく神戸をイメージする不死鳥」を表現

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 今年は「市民とともにめざす、安全で安心なまち こうべ」をテーマに、「がんばろう日本!」をサブテーマとして、東日本大震災の被災者らを招き開催。消防職員・団員ら1300人が参加し、会場には消防車など63台と船舶9隻、消防ヘリ2機が集結。当日は、約5000人の市民が来場した。

 展示ブースでは、地震体験車「ゆれるん」による地震体験、自動体外式除細動器(AED)の紹介、国際レスキューシステム研究機構によるレスキューロボット「UMRS2010」などを展示。子ども用の消防士防火衣を着用し記念撮影ができるコーナーも設け、子どもたちを喜ばせた。

 式典では、矢田立郎市長が自然災害や東日本大震災に対する消防職員の活動への感謝の言葉を述べ、「被災地の一日も早い復興を願うとともに、被災地神戸ならではの息の長い支援をしたい。安心・安全なまち神戸を目指し、消防と市民との連携を深め役割を全うしてほしい」と式辞。続いて安井俊彦市会議長があいさつ、井戸敏三県知事が祝辞を述べた。

 式典終了後に行われたアトラクションでは、消防音楽隊によるドリルパレードやひとみ保育園(北区)の園児による「しあわせ運べるように」の合唱に合わせたパネル演技が披露され、被災者へ向けてエールを送った。そのほか、市民による放水訓練、消防団によるポンプ操法披露、消防機関(救助隊・救急隊・航空機動隊)・医療機関・市民による救急救助訓練が実施された。

 最後は消防職員の和太鼓演奏に合わせたポンプ隊・化学隊・消防艇・協力艇・消防団などによる放水演技を披露。一斉放水では「未来へ羽ばたく神戸をイメージする不死鳥」を表現し、式を締めくくった。

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