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神戸の観光スポットを走るランニングフェス初開催-350人が参加

高校の陸上部OBという神戸在住の女性グループ

高校の陸上部OBという神戸在住の女性グループ

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 マラソンイベント「第1回神戸ランニングフェスティバル」が5月12日、夕暮れ時のメリケンパーク(神戸市中央区波止場町)を中心に開催された。

神戸ランニングフェスティバル実行委員会メンバーら

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 神戸マラソンをきっかけに「もっと気軽に走ることを楽しみたい。ランナー同士で集まりたい」という声から発足した同実行委員会。東京は皇居周辺、大阪は大阪城周辺といった定番のランニングスポットがあるのに対し、国内の「マラソン発祥の地」である神戸にはランナーが気軽に集まって走るスポットやイベントがないことから、同イベントを企画したという。

 キャッチフレーズは「神戸の街とランを楽しもう!」。本格的なマラソン大会ではなく、初心者から上級者までが気軽に楽しめるイベントとして定期的に開催することで「マラソン発祥の地・神戸」をより盛り上げ、「ただ走るだけではなく神戸の魅力を味わえるようエンターテインメント性の高いマラソンフェスティバルにしたい」(同実行委員会)と実施にこぎ着けた。

 当日は、約350人のランナーが5キロと10キロの2コースに分かれて参加。神戸海洋博物館、神戸ポートタワー、「サンタマリア号」の復元船、展示保存されているテクノスーパーライナーF船型「疾風(はやて)」、ハーバーランドの観覧車など、神戸の観光スポットを巡るルートを駆け抜けた。

 会場では、神戸のジャズバンドによる生演奏やリサイクルマーケットも行われ、完走したランナーにはワインが振る舞われた。

 同イベントをツイッターで知ったという市内在住の男性は「マラソンを始めたばかりだが、ハードルが低く参加しやすそうだったのでエントリーした」と話す。明石在住の女性は「昨年末にマラソンを始めたばかりだが、自分のペースで完走できた」とほほ笑んだ。

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