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元町高架下商店街で仮想店舗描くアート-空き区画の壁など17カ所

モトコー4山側に「街」を描く多田陽一さん

モトコー4山側に「街」を描く多田陽一さん

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 JR元町駅~元町高架通商店街にかけて現在、「神戸ビエンナーレ2013」連携事業「モトコーART train-モトコーまるごとアート2013号-」が開催されている。

「ART SPACE AZITO.」がモトコー6山側に描いた仮想店舗

 空き区画の壁やシャッターなどの平面を大学生など若年層の作品展示の場として活用することで商店街に新たな風景を創造し、にぎわい・活性化につなげるのが目的。神戸大学や神戸芸術工科大学などの学生や地域で活躍する若手作家が制作。元町駅近くの中通路側高架下やモトコー7を中心に17カ所にアートを施す。主催は元町高架下(モトコー)にぎわいづくり実行委員会とJR西日本不動産開発。

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 「神戸ビエンナーレ2013」の作品展示会場の一つである元町高架下を連携事業として事業展開を図っていく。テーマは「モトコーを歩こう!」。空き区画の壁やシャッターに絵で仮想店舗を開き、通行人を描くことでトリッキーな世界を演出する。

 同委員会の宮崎みよしさんは「参加者に『この場所でどんな店をやりたいか』を問いかけ、企画からお任せした。それぞれに個性が出て面白い。これをスタートに、どんどん発展させていきたい」と話す。

 モトコー4山側、壁の作画を担当する多田陽一さんは「大きい絵が描きたくて参加した。作品のテーマは街。制作中、近くを通る人から声を掛けていただくのがうれしい。たくさんの方に立ち止まって見ていただければ」と笑顔を見せる。

 元町高架下1丁目から7丁目にかけての商店街の空き区画の壁やシャッターなどには無断で描かれた落書きが目立っていた。以前から同実行委員会では「無法でしかも無謀に描かれ、商店街のイメージダウンにもつながっている」ことを懸念していたという。

 制作期間は9月中旬までを予定。完成後は仮想店舗への人気投票を予定している。