HAT神戸の「神戸こども初期急病センター」（神戸市中央区脇浜海岸通1）が5月から、「ママとパパの医療講座」を開く。

　2010年12月に開院した同センターが、医師などの専門の職員が子どもの病気などに関する最新情報やホームケアについての正しい情報を話す同講座を開くもの。今回は「健やかな成長を願って」と題し、2014年度第1期講座への参加者を募集する。

　受講対象者は乳幼児・学童期の子どもを持つ保護者。受講は無料。各回とも開催時間は10時30分～12時で、各講座の全てを受講またはテーマごとに興味のある講座のみ受講することも可能。申し込みは今月8日からファクスまたはメールで受け付ける。定員50人。

　講座内容は「子どもの成長と運動・発達、予防接種を受けよう」（講師＝同センター長、石田明人さん）、「こんなときどうする。発熱・嘔吐（おうと）・けいれんなどの応急処置」（同＝同センター医長・看護師、石橋和人さん）、「食生活とおやつの選び方・与え方　便秘を予防するために工夫できること」（同＝NPO法人「食ネット」管理栄養士、平田庸子さん）など。5月10日から7月26日まで全7回開く（5月24日と6月20日は同内容）。

　一般財団法人神戸市小児救急医療事業団総務課の杉浦さんは「正しい情報を知ることで急病などへの不安を少しでも和らげていただけたら」と受講を呼び掛ける。

　講座内容の詳細などはホームページで確認できる。