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神戸の若手プロボクサーが試合-入場曲に若手ミュージシャン楽曲起用

左から与那覇勇気選手、ジャイアリズムの前田航さん、久保隼選手

左から与那覇勇気選手、ジャイアリズムの前田航さん、久保隼選手

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 神戸市立中央体育館(神戸市中央区楠町4)で8月22日、地元ボクシングジムの若手プロボクサーが多数出場する「REAL SPIRITS vol.38 日本 vs フィリピン」が開催される。主催は真正プロモーション(兵庫区)。

同大会のポスター

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 将来有望なボクサーを多く育成する真正ボクシングジム(兵庫区)に所属する若手プロボクサーが主役の同試合。同じ大学のボクシング部に所属し、昨年同ジムからプロデビューを果たした久保隼選手と与那覇(よなは)勇気選手がフィリピンのボクサーに挑む。

 当日のメーン(S.バンタム級、8R)は、今回がプロ5戦目となるOPBF東洋太平洋S.バンタム級9位の久保隼選手(京都府出身)と比国バンタム級9位のレンレン・パセグナヒン選手(フィリピン出身)の一戦。

 久保選手の入場曲は、神戸で活動する若手ミュージシャンの前田航さんが作詞・作曲し自らがボーカルを務めるバンド「GIA RHYTHM(ジャイアリズム)」の楽曲「茜の空」。共通の知人のイベントで知り合い意気投合してからプライベートで仲良くしており、高みを目指すもの同士、互いの活動を応援するためにコラボが実現したという。「このような形で楽曲を使っていただけることを本当にうれしく思う。全身全霊、思いを込めて歌ったこの曲が、命をかけて挑むボクシングの力に少しでもなれたら」と前田さん。

 セミファイナル(51.5キロ契約、8R)は、OPBF東洋太平洋フライ級9位のレノエル・パエル選手(フィリピン出身)とプロ5戦目の与那覇勇気選手(沖縄県南城市出身)。このほか、全7試合が行われる。

 目標は世界チャンピオンと話す久保選手と与那覇選手。「チャンスをくれたジムに感謝し、このチャンスをものにするために絶対食ってやるという気持ちでいく」と与那覇選手。久保選手は「今回は応援してくださる方々にのぼりや入場曲まで用意していただいた。メーンとして恥じないよう今練習していることを出せるようがんばりたい」と意気込む。

 17時30分開場、18時開演。料金は、1・2階指定席A=1万円、1・2階指定席B=5,000円、立見・2階自由席=3,000円(当日販売のみ)、小学生以下無料。問い合わせは真正プロモーション(TEL 078-335-5147)まで。

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