神戸の「みなとのもり公園(震災復興記念公園)」(神戸市中央区小野浜町)で11月7日、3人制バスケットボール大会「神戸ストリートバスケ祭り2015」が初めて開催される。
「もっと自由にバスケを楽しんでほしい」をコンセプトに、日本でのバスケットボール発祥の地とされる神戸で民間主催のストリートバスケットボール大会を毎年開催し、定着させたいと企画。同大会の発起人はスポーツバー「SPORTEREA(スポルテリア)」店主の安永英治さんとバスケットボール関連商品のオンラインショップ「アスリートギア」の岸慎一郎さん。「学校でバスケットボール部に所属していなくても、バスケをしたい子はたくさんいる。昔はバスケをしていて、休みの日にたまにバスケをしてみたい大人もたくさんいるはず。ゴールのあるコートで気軽にバスケを楽しんでほしい」と安永さんは話す。
3人制バスケットボール3×3(スリー・バイ・スリー)はFIBA(国際バスケットボール連盟)が2011年3月にストリートなどで行われている「3on3」に正式なルールを設け、「正式な競技種目」として発展させたもの。同大会は、16チームによる「3×3」ワンデートーナメントとして行う。ルールは、選手登録3~4人、タイムアウトなし、8分1試合(21点以上でノックアウト終了、流しで行う)、延長は2点先に取ったチームの勝ち(準決勝からは8分流しで残り1分ファウルスロー、タイマー止める)、出場チームは当日ルールミーティングを行うなど。
当日はバスケットボールチーム「ベイシティボーラーズ」、チアガール「ベイシティガールズ」、シンガー「MaRSA(マーサ)&Dancers」をゲストに迎え、ライブやダンスを行うほか、おでんなどのフードコーナーも出店。ドリンク、フード、限定Tシャツを購入できるコインは2,000円で販売する。中学生以下は無料でバスケットボールができるオープンコートも設ける。
安永さんは「老若男女、子どもから大人、ファミリーも、競技志向ではないバスケを楽しんでほしい。トーナメントを見るのもよし、フードコーナーで飲み食いもよし、トーナメントに出場するもよし、子どもとバスケで遊ぶのもよしと一日中楽しめる。公園内のクリーン作戦も行う予定なのでたくさんの人に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~18時。トーナメント参加料は1チーム(3~4人)2,000円。申し込み締め切りは11月6日。問い合わせはアスリートギア(TEL 078-596-5900)まで。