三宮で画家・寺本和純さんのアクリル画展-施工管理者から3年前に転身

会場には約30点のアクリル画作品を展示する

会場には約30点のアクリル画作品を展示する

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 生田新道北側の「ギャラリーミウラ」(神戸市中央区中山手通1、TEL078-322-0668)で5月19日、画家・寺本和純さんの作品展が始まった。

 同展では、「水」「癒やし」をテーマとする寺本さんのアクリル画31点を展示。会場にはアクリルのみで描いた作品に加え、「和」をイメージし「友禅紙」と呼ばれる染物の紙を用いた作品も展示する。

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 作品は、どこか懐かしいような風景と繊細なタッチが特徴。「見る人に伝われば、どんな画材で描いているかなんて関係ない」と寺本さん。作品は、「小学生・中学生の時に描いた経験があるから」とアクリル絵の具で仕上げられ、筆には100円ショップで購入した口紅用の「べに筆」を使うこともあるという。

 3年前まで施工管理者として耐震補強工事に従事していた寺本さん。画家への転身について、「最初は絵を職業にするなんてこれっぽっちも頭になかった。きっかけは、24歳の時に本屋でふと目に留まった本の挿絵だった」と振り返る。「絵は難しい美術論の『絵画』だけではない。自分自身がその絵に心奪われたのと同様に、自分の絵を見た方がそれぞれの感性で何かを感じてもらえればうれしい」とも。

 会場ではポストカードも販売。「いろいろな方の援助があって作品展を開くことができた。自分の絵から感じてもらった幸せな気持ちの一部を、世界の困難な状況で生きる子どもたちへ分けてあげることで、子どもたちも新たな可能性に向けて一歩を踏み出せるきっかけとなれば」(寺本さん)と、収益金の一部をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付する予定だという。ポストカードは6枚入りで1,000円。 

 寺本さんは「美しい自然の姿を通して、見てくださる人の心を癒やし、幸せな気持ちにさせるような作品をこれからも描き続けていきたい」と抱負を語る。

 開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。5月24日まで。