神戸・三宮の「さんプラザ」地下1階のベーカリー「カスカード さんプラザ本店」(神戸市中央区三宮町1)は11月10日、「キッチンダイニング」をテーマにしたアンテナショップとしてリニューアルオープンする。
1961(昭和36)年に創業し、「さんプラザ」がオープンした1970(昭和45)年に本店を移設した同店。半世紀を超えて神戸のパン文化を支えてきた同店が、キッチン雑貨屋をイメージしたデザインにリニューアルする。45.9坪の店内では、テークアウトに加えて両サイドにテラス型とリビング型のデザインで46席設置したイートインスペースを用意する。
取り扱うパンは、新商品のヨーロピアンハードブレッド6種類とタルトやデニッシュなどの「ベーカリースイーツ」3~5種類を合わせた70種類で、サンドイッチ20種類とドリンクも25種類をそろえる。ヨーロピアンハードブレッドは長時間発酵でルヴァン種を使い、外はカリッと中はもっちりとした食感に仕上げたという。
同社広報担当の横山和美さんは「時間経過とともに老朽化する中で、より買い物が楽しく、居心地のいいイート空間にしたいと数年前からリニューアルを模索していた。神戸地域に密着したデーリー性の高いパン屋なので、老若男女の幅広い年代をターゲットにしている。親子3代にわたって通っていただく方も」と話す。
営業時間は10時~20時。リニューアルオープン当日から16日までの期間中、500円以上購入するとコーヒー1杯無料券をプレゼントする。