「デザイン・クリエイティブセンター神戸（KIITO）」（神戸市中央区小野浜町）KIITOホールで11月19日、和リキュール飲み比べイベント「FRUIT SAKE Party」が初開催される。主催は、京都を中心に日本酒イベントを運営する「のぞみ」（京都市）内「SAKE Spring実行委員会」。

和リキュール50種類以上が飲み比べし放題

　全国酒蔵による日本酒ベースの和リキュール50種類以上を飲み放題で提供する同イベント。京都の人気料理店が神戸に出張し和リキュールと相性の良いフードメニューも用意する。

　普段日本酒をあまり飲めないという女性や若い人にも、日本酒を知るきっかけになればと企画。8月30日に京都で行われた約70種類以上の和リキュール試飲会で好評だったものから選定し出品する。

　山形県の楯の川酒造、愛知県の丸石醸造、滋賀県の竹内酒造、京都府の北川本家、城陽酒造、奈良県の梅乃宿酒造、和歌山県の平和酒造、兵庫県の神戸酒心館などの蔵元が参加する。

　フードブースでは、創業1781年の「鯖（さば）姿寿司（すし）」を名物とする「いづう」の当主・佐々木勝悟シェフが同イベントのオリジナルすしを披露するほか、京イタリアン「オステリア イルフィーコ」、和食「京料理 沖よし」「百練」「夢処（どころ） 漁師めし 雑魚や」、ギョーザ専門店「ひとくちぎょうざ わびすけ」、チーズ専門店「フロマージュ ドゥ ミテス」が料理を振る舞う。

　会場内では「赤」をドレスコードとして推奨し、赤のアイテム（ネイル・リップ・靴下・帽子など）を身に着けた人を対象にカメラマンによる無料スナップ撮影も行う。

　「のぞみ」広報担当の末岡奈々さんは「『大政奉還150周年』『神戸開港150周年』という共通記念年ということもあり、神戸の良さ・京都の良さが出るような楽しいパーティーにしたい。トレンドでもあり、『情熱』を示す赤のアイテムを取り入れたファッションで参加し、楽しんでいただければ」と話す。

　開催は2部入れ替え制で、1部＝12時～15時、2部＝16時～19時。各部とも定員600人。料金は2,900円（ドリンク飲み放題含む、フード券は会場で別途販売）。予約先着順・先払い制。申し込みはホームページで受け付ける。