神戸市保健福祉局がフジテレビKIDS(東京都港区)と共同制作した「救急相談ダイヤル#7119」のPR動画が11月8日、公開された。
今年3月6日、フジテレビKIDSの人気キャラクター「ガチャピン」が神戸市消防局の特別隊長に着任し、初仕事としてガチャピンの相棒「ムック」も友情出演する火災予防の動画を公開。ユーチューブで公開してから約8カ月で再生回数500万回を超え、10月に公開した第2弾と共に伸び続けている。
消防局と制作した「火災予防」「救急」テーマの動画に続き、ガチャピン・ムック×神戸市のコラボ啓発動画第3弾となる今回は、保健福祉局との初コラボ動画「『ガチャピン・ムックと#7119』ムックがころんで大変!どこに相談すればいい?」を制作。前作同様、「豚まんを運ぶムックに悲劇が訪れる」というユニークな内容になっている。
「#7119」は神戸市域を対象にした医療機関案内と救急医療の相談を24時間年中無休で受け付ける短縮ダイヤル。「夜中に熱が下がらない」「おなかが痛い」などの急な病気やけがで、「今診てくれる病院が分からない時」「救急車を呼ぼうか迷った時」などに利用できる。
「救急安心センターこうべ」では、受付員が医療機関案内、看護師が救急医療相談に対応し、緊急性や受診の必要性を判断。その結果、緊急性が高い場合は119番へ電話転送し、迅速な救急出動につなげる。緊急性が低い場合は、受診可能な医療機関を案内する。
プッシュホン回線、携帯電話、公衆電話からは「#7119」、ダイヤル回線、IP電話などでつながらない場合は「078-331-7119」で受け付ける。サービス開始に伴い、「休日・夜間の救急医療機関案内」「休日急病電話相談センター」の業務は終了。
神戸市保健福祉局の藤田浩一さんは「豚まんがあんなに飛ぶなんて…。とにかく救急相談ダイヤル#7119があって良かった。この動画をきっかけに、ぜひ皆さんにも覚えていただきたい」と話す。