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「ワールド エコロモ キャンペーン」、衣料品引き取りリサイクル収益金を寄付

「ワールドストアパートナーズ」近畿営業所の宮元夏輝さんと牛田実優利さんが「チャイルド・ケモ・クリニック」の鷲尾隆太さんに目録を贈呈

「ワールドストアパートナーズ」近畿営業所の宮元夏輝さんと牛田実優利さんが「チャイルド・ケモ・クリニック」の鷲尾隆太さんに目録を贈呈

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 神戸のアパレル会社「ワールド」(本社=神戸市中央区港島中町6)が11月28日、日本初の小児がん専門施設「チャイルド・ケモ・ハウス」(港島中町8)に訪問して衣料品引き取りリサイクル「ワールド エコロモ キャンペーン」収益金の目録を贈呈した。

各寄付先を訪問し目録を贈呈

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 2009年から同社が社会貢献活動の一環として行っている同キャンペーン。リユース(再利用)・リサイクル(再資源化)を通じて「衣料品の価値を最後まで無駄なく生かすこと」を目的に、全国の百貨店、ショッピングセンターなどで春夏と秋冬の年2回、不用となった衣料品を引き取っている。「エコロモ」とは、「エコロジー」と「衣(コロモ)」を合わせた同社独自の造語。

 今回寄付したのは、2017年春夏シーズン(2月28日~5月28日)に全国の百貨店63店舗との共催およびショッピングセンター18店舗で行った同キャンペーンの収益金545万1,630円。収益金は支援を必要とする子どもたちの未来のために役立ててほしいと、「チャイルド・ケモ・サポート基金」のほか、福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄附金」、宮城県の「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「あしなが育英会(遺児奨学資金)」、「日本赤十字社 平成29年7月5日からの大雨災害義援金」(九州北部地方大雨災害)に寄付をした。

 11月2日は「あしなが育英会 本部」(東京都)、8日は「日本赤十字社 福岡県支部」(福岡県)、9日は「日本赤十字社 大分県支部」(大分県)、13日は「福島県庁 こども未来局」(福島県)、22日は「宮城県庁 保健福祉部」(宮城県)に、それぞれの地域にあるワールドグループ店舗で働く販売スタッフが訪問し、目録を贈呈している。

 2017年秋冬キャンペーンについては衣料品引き取り期間が終了し、2018年3月末をめどに寄付手続きを予定している。

 同キャンペーン事務局の脇本昌子さんは「たくさんのお客さまに賛同いただき、感謝している。これまでの回収累計枚数は880万649枚、寄付総額は7,134万8,124円となった。これからもエコロモキャンペーンへのご協力をお願いしたい」と話す。

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