NPO法人スポーツ・ビジネス・サロン(神戸市中央区楠町2)が元町映画館(元町通4)と共同で1月20日~26日、「神戸スポーツ映画祭!2018」を開催する。
「日本の映画発祥の地であり、サッカーやゴルフ、マラソンなど各スポーツ競技の日本発祥の地ともいわれる神戸で映画祭を開くことが神戸を盛り上げるきっかけになれば」(同NPO)と企画した同映画祭。2016年2月の初開催では439人が参加し、満足度アンケートでは10点満点中9.38点という高い評価を得た。
昨年1月の2回目は、新たな才能と名作の発掘を目的にスポーツをテーマにした自主制作作品によるコンペティションを開催。3回目となる今回は新たに入場無料の「オープニングイベント」(20日、14時~16時15分)を神戸市立こうべまちづくり会館(元町通4)で開く。
作品は、「アゲイン 28年目の甲子園」(野球、2015年、日本)、「ウイニング・パス」(バスケ、2004年、同)、「おっさんのケーフェイ」(プロレス、2017年、同)、「世界にひとつの金メダル」(馬術、2013年、フランス&カナダ)のほか、一般投票による選出作品「ネクスト・ゴール!」(サッカー、2014年、イギリス)を上映する。各作品鑑賞券は、前売り=1,300円、当日=1,500円。
オープニングイベントでは、「MARCH」(サッカー、2017年、日本)をはじめ、自主制作作品コンペ優秀作品の「一本。」(柔道、栗原麻純監督)、「彼女のスケッチブック」(ボクシング、山根裕之監督)、「SUMMER RECORD」(バスケ、柴口勲監督)を上映。投票を行い、グランプリを決定する。入場は事前エントリーが必要(残席わずか)。
会期中、ゲストを招いたトークイベントも展開。23日=「道頓堀プロレス」の空牙(クーガー)選手、24日=男子プロバスケットボールチーム「西宮ストークス」選手、26日=プロサッカー選手の近藤岳登さんを招く。いずれも19時~。
同NPOの塚田義さんは「全てのスポーツを対象にしたスポーツ映画祭は国内でも神戸だけ。普段なかなか目にする機会のない馬術や車いすバスケといった競技の面白さも感じてほしい」と話す。