神戸・三宮にあるエンジェル松浦ビル(神戸市中央区北長狭通1)地下1階に2月9日、大衆居酒屋「今朝獲れ鮮魚 元祖どぶづけ酒場 ながりの炉」(TEL 078-325-3236)がグランドオープンした。
阪急神戸三宮駅西口から徒歩1分に位置する同店は、神戸市内ですし店「ながり鮨」(中山手通2)、焼き肉店「焼肉ジン☆ジン」(北区)、バーべキュー場「天空BBQガーデン」(同)を経営する「ISSEI」(下山手通2)の新業態店。昨年11月24日にメニュー数を限定してプレオープンし、約2カ月の間にオペレーションの改善や新メニューの開発を行いグランドオープンにこぎ着けた。「お客さまに喜んでいただけるように店作りにこだわった」と森川一輝社長。
店舗面積は25坪。席数はテーブル16席、カウンター28席を用意し、最大30人までの貸し切りにも対応する。全席喫煙可。店内は昭和の香りが漂うポスターなどを貼り「路地裏にあったような大衆居酒屋」を再現。BGMは昭和の歌謡曲などを流す。一人客・女性グループの来店も視野に入れ、15時から営業。同店の「はにかみ王子」こと津本琢真さんが笑顔で出迎える。店名は「人とのつながりを大切にしたい」と「つながり」の「つ」を取って「ながり」と付けた。
その日の朝に捕れた鮮魚を「お造り」や「わら焼き」にしてリーズナブルな価格で提供。女性にも楽しんでいただきたいと炭火で焼く「肉巻き野菜串」も用意する。夜店などで見掛ける「どぶづけ(アイスボックス)」からヒントを得たというオリジナルのどぶづけシンクを特注。瓶ビールやラムネなどを水冷式で冷やして提供する。
メニューは、「お造り」各種(480円~)、「明石焼き風だし巻き」(480円)、「肉巻き野菜串盛合せ」(1,280円)、「名物パリパリピーマン」(280円)など。ドリンクは、「サッポロラガービール(大瓶)」(399円)、ハイボール(380円、15時~17時は100円)、「パンチレモンサワー」(380円)、地酒(400円)などをそろえる。
森川社長は「15年前にすし店を開業し、もっと身近に鮮魚を楽しんでもらいたいと新業態でのオープンを決めた。サッポロラガービールの大瓶は地域最安値を実現し、キンキンに冷やして提供している」と話す。
営業時間は15時~24時。