神戸市営交通(神戸市中央区加納町6)が5月30日、神戸市営地下鉄の駅構内に絵本「えんとつ町のプペル」のフォトスポットを設けた。
同絵本は漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣さんが制作に4年半を費やし、2016年に幻冬舎から発売。クラウドファンディングを活用した制作資金調達やネットで全編を無料公開するなどの取り組みが話題を呼んだ。売り上げは35万部に達し、国内外の各地で開かれている「えんとつ町のプペル光る絵本展」は多くの来場者が訪れている。
同企画では、インスタグラムやフェイスブックなどで楽しめるフォトジェニックなスポットとして用意。設置場所は2カ所で、ハーバーランド駅(東川崎町1)は4番出口への通路、新長田駅(長田区)は西神山手線~海岸線連絡通路にそれぞれ違う同絵本の挿絵を掲示している。
同交通局の担当者は「この機会にハーバーランド駅と新長田駅へ神戸市営地下鉄でお越しいただき、絵本から飛び出した世界を味わっていただければ。SNSに写真を投稿する際にハッシュタグ『#神戸市営地下鉄』を付けていただきたい」と話す。