神戸北野ホテル(神戸市中央区山本通3)内のダイニング「イグレック」(TEL 050-3177-4658)が6月1日より、初のレモンを主役にした「ナイトデザートブッフェ~レモン&ハーブ~」を平日限定で提供している。
2015年5月、同ホテル15周年を記念して期間限定で始まった同ビュッフェ。以後、定番化し1カ月半~2カ月ごとにテーマを変え、独自の演出と季節感のあるメニュー展開でリピーター客を獲得している。
今年1月、同ホテルのパティシエ・本部未央さんが写真映えを意識しながら約20種類のスイーツを盛り付け、客のテーブルへ運ぶオンテーブル・ビュッフェスタイルに一新。テーブルいっぱいの幅に作られた専用のプレートに、フランス菓子「エクレアシトロンノワゼット」「レモンのブランマンジェ」「タルトシトロン」「ギモーブモヒート」やレモンやハーブを使ったオリジナルスイーツなどを並べ、糖質が気になる人向けにロカボスイーツも用意する。
ビュッフェコーナーでは「レモンのベイクドアラスカ~炎のアイスクリーム~」の実演スイーツをはじめ、「シトロン・ウィークエンド」「レモンのマドレーヌ」「レモンのチーズスフレ」「レモンとミントのグラニテ」などを提供。夏野菜を使ったココナツカレーやサラダバーのほか、レモン&ハーブを使ったフードメニューなど約10種類を用意する。
スペシャルメニューとして、抗生物質を使わず育てられたブランド豚「シュガーポーク」をオリジナルのスパイスとハーブで調味した同ホテル自家製のローストポークも用意。客の目の前でスタッフが切り分け、自家製レモン塩やサルサヴェルデなどのオリジナルソースをかけて食べる。月曜・火曜限定で同ホテル特製のローストビーフも数量限定で用意。
現在、同レストランではパティオ(中庭)部分を100本のカラフルな傘で彩るポルトガル中部の小さな町アゲダ発祥の祭り「アンブレラ・スカイプロジェクト2018」も7月31日まで開催している。
同ホテル広報担当の岸本暢子さんは「この時期にはマンゴーなどのトロピカルフルーツや桃をテーマにしたデザートビュッフェを開催していたが、今回初めて最近注目されているレモンにスポットを当てた。当ホテルのスイーツはフランス菓子をベースにしているものが多く、フランスにはレモンを使った伝統菓子も少なくない。梅雨に入り夏に向けて蒸し暑さが増してくる時期だからこそレモンやハーブを使った清涼感のあるスイーツでリフレッシュいただければ」と話す。
提供時間は17時30分~20時30分(時間制限なし)。料金は、大人(中学生以上)=3,980円、小学生=2,000円。未就学児(6歳未満)は利用不可。7月13日まで。