第9代神戸ウエディングクイーンが9月18日、神戸市の久元喜造市長を表敬訪問した。
ウエディングを通じて神戸のまちを活性化することを目的に設立された「神戸ウエディング会議」(浜辺通6)が、2010年から毎年「神戸ウエディングクイーン」発掘プロジェクトを企画・実施。同団体は、ウエディング業界をはじめ、観光やファッションなどさまざまな仕事に携わる神戸の企業や団体が集まり、ウエディングを通じて街の魅力をさらに高め、神戸を「ウエディングの街」として活性化させることを目的に2005年から活動している。会員数は93社・4団体(9月7日現在)。
今年も8月8日に最終審査が行われ、応募者多数の中から大学生3人を神戸ウエディングクイーンとして選出。9代目となった神戸女学院大学の立石幸菜さん(21歳)、甲南女子大学の古本理紗さん(20歳)、関西学院大学の東嶋静香さん(18歳)が初めて久元市長と対面した。
3人は、2010年6月6日から続く毎月第1日曜の「神戸プロポーズの日」のPRをはじめ、神戸ウエディングの魅力の一層の発信と神戸観光の推進に向けた抱負などを久元市長に話した。久元市長から、神戸の魅力を聞かれるとそれぞれの思いを生き生きとした表情で答えていた。
久元市長が神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」について、「若い人の感覚でポートタワーをより魅力的な場所にしたい。また皆さんの意見など聞かせてほしい」と話すと、3人はうれしそうに「はい」と声を合わせた。
今後1年間、各地のイベントなどに出演してウエディングの街神戸をPRし、神戸の魅力やウエディングの素晴らしさを全国に発信。学園祭ツアーも決まっており、10月27日=神戸女学院大学、11月4日=兵庫県立大学、11月10日=神戸大学、11月17日=流通科学大学に出演し、12月2日の「神戸プロポーズの日」イベントにも登場する。