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神戸どうぶつ王国が脱プラスチック宣言 生物多様性の保全など目的に

「那須どうぶつ王国」「神戸どうぶつ王国」の佐藤哲也園長

「那須どうぶつ王国」「神戸どうぶつ王国」の佐藤哲也園長

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)が12月7日より、園内レストラン全店で使い捨てプラスチック製品の利用を廃止する。

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 動物に携わる施設として、ボルネオ保全プロジェクトやツシマヤマネコの生息環境を守る取り組みなどを行っている同園。年々深刻になるポイ捨てなどによる海洋プラスチックゴミ問題を解決するきっかけになればと脱プラスチック宣言をした。

 人と動物が共生する地球環境を未来につなげたいと、グループ園である那須どうぶつ王国(栃木県那須郡)で今年10月から先行実施。神戸でも実施することを決めた。経費や人件費などは増えるが、増分は同園が負担することで入園料やメニュー価格を上げることはないという。

 切り替える製品は園内4店舗で使っているプラカップ・ストロー・マドラー・スプーン・フォーク・パスタ皿・丼容器など約20種類の使い捨てプラスチック製品。プラカップやストローは紙製に、マドラーは木製にし、スプーンやフォークは洗って再利用ができるステンレス製に変更する。

 紙製品については森林の環境保全に配慮し、継続可能な形で生産された木材に与えられる森林管理協議会による認証制度のFSCのマークが入った製品を優先的に使うように努めるという。環境省のキャンペーン「プラスチック・スマート」にも参画し、広く来園者などへ取り組みについて発信していく。

 園長の佐藤哲也さんは「プラスチックそのものを否定するわけではなく、安易に捨てられてしまうプラスチック製品の管理がしっかりされずに自然環境にばらまかれていくことを阻止したいという思いから始めた」と話す。「紙のストローなどは時間がたてばふやけて使いにくい状態になってしまう。ただ実施するのではなく、お客さまに実施する目的や意味をしっかりと現場スタッフが説明することで理解いただき、普及啓発にもつなげていきたい」とも。

 冬季営業時間は10時~16時30分(土曜・日曜・祝日は17時まで)。木曜定休。入園料は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円、幼児(4~5歳)=300円ほか。

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