野外音楽フェスティバル「神戸光フェスタmini1」が4月7日、神戸の「みなとのもり公園(震災復興記念公園)」(神戸市中央区小野浜町)で開催される。神戸経済新聞後援。
「神戸に光を」をコンセプトに掲げ、「生まれも育ちも神戸」という女性シンガー・ソングライターのナカノサヤカさんが発起人となって地元ミュージシャンが企画する同イベント。神戸で活躍するさまざまなジャンル・年齢層のミュージシャンや協賛・出店店舗を知ってもらい、認知度を向上させることで、それぞれの活性化につなげることを目的とする。
同イベント実行委員長を務めるナカノさんは「ミュージシャンや店舗は個々では小さな光かもしれないが、スポットを当てることで、その個々の光がつながり、やがて大きな光となって神戸の文化活性にもつながっていくと思う」と話す。
2015年10月の初開催から昨年まで、毎年継続して行ってきた同イベント。次回が2020年春に決定したことから、今年は規模を縮小したミニバージョンとして開催する。
出演ミュージシャンは、神戸を中心に活動する8組。ピアノ弾き語りの藤井恵さん、ギター弾き語りの堤吉輝さん、あおいはるかさん、西脇庸介さん、ロカビリーデュオ「JAYKEYS」、アイドルユニット「BBBzz」、沖縄バンド「ゆがふバンド」、ブルースロックトリオ「Brainba Sters」がステージを披露するほか、中央区マスコットキャラクター「かもめん」も来場する。
神戸の飲食店「酒菜家ええねん」「Food&Drink こずみっく」「カフェプレジドン」「Otohatoba(オトハトバ)」「柔マン」「桑原鶏卵」が飲食ブースを出店する。
当日は、会場に隣接する「日本で一番短い国道174号」と「国道2号」の「国道ステッカー」や、同イベントの継続開催に願いを込めた「神戸光フェスタ缶バッジ」、神戸光フェスタテーマソング「縁の光」のCDなどを販売する。
同イベント副委員長のzenrinさんは「初めてminiというタイトルでの開催となるが、実行委員会の当初の計画と比べ、内容も予算規模もミニではなくなってきている。出演アーティストや出店店舗の数は前回よりも減っており、今まで外注していたステージ・音響・デザインなどは実行委員によって内製化することで予算規模を下げたが、皆さんに楽しんでいただける神戸光フェスタらしいステージを届けたい」と話す。
開催時間は11時~16時。入場無料。雨天中止。