鴨だしラーメン専門店「METRO RAMEN(メトロラーメン)」(神戸市中央区三宮町1)が3月7日、神戸・三宮のセンタープラザ地下1階にオープンした。
店舗面積は約10坪。店内は全面禁煙でカウンター10席を用意。グレーと木目を基調にしたシックな内装に仕上げ、壁にはドライフラワーのオブジェやアートを飾る。店名は立地が地下にあることから「地下鉄」を意味する「メトロ」と付け、「鉄道の駅のようにたくさんの人が行き交う場所になれば」という思いも込めた。
元デザイナーの店主・原勇介さんがデザインしたロゴは地下にちなみ階段がモチーフ。店内で目を引く鴨が丼に入ったイラストも原さんが手掛けた。ラーメンの器は口当たりやスープの飲みやすさを考えて原さんが気に入った洋食器を採用している。
ラーメンのスープは、全て国産ブランド鴨「京鴨」から取った鴨だしがベース。メニューは3種類で、看板メニューの「鴨出汁ラーメン」は、「丸中醸造醤油(しょうゆ)」をメインに貝・カツオなどをブレンドしたしょうゆダレを合わせた。「貝出汁ラーメン」は、アサリ・シジミ・ホタテなどの貝ダシをブレンドした一品で、「豆乳ラーメン」(以上780円)は、「九州産ふくゆたか大豆 成分無調整豆乳」を加え、しょうゆダレで整えた。店内の雰囲気に合わせて、ラーメンには黒いなるとを添える。
麺は中細麺で全粒粉入り。麺はカロリー45%オフの低糖質麺に無料で変えることができる。いずれも替え玉は150円。ラーメン以外に、ご飯(150円)、「鶏チャーシュー丼」(300円)、瓶ビール(500円)も提供する。
原さんは「7日間食べ続けることができるラーメンを目指した。鴨のコク、うま味、ボリュームのある甘さは他の素材ではなかなか出せないゾーン。コクはあるがさっぱりとした口当たりのスープに仕上げているので、最後まで飲み干してくださるお客さまが多い。低糖質麺は通常麺と遜色ない味なので、糖質制限でラーメンを諦めている方にも食べてもらいたい。女性が1人でも入りやすいラーメン店にもなれば」と話す。
営業時間は11時~20時。火曜定休。