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神戸どうぶつ王国、「オウム・インコの日」イベント クイズで学ぶブースも

絶滅の危機にある野生の大型インコ「ヨウム」を紹介する飼育スタッフの馬場瑞季さん

絶滅の危機にある野生の大型インコ「ヨウム」を紹介する飼育スタッフの馬場瑞季さん

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)が「オウム・インコの日」の6月15日、特別イベント「もっと知ろう!オウム・インコのこと!」を開催した。

オウムやインコの羽を使ったクイズも

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 「06(オウム)」と「15(インコ)」にちなんで、日本動物園水族館協会が定めた記念日。オウムやインコを絶滅の危機から守る目的で制定されたもので、この日に合わせ全国の動物園、水族館ではトークやパネル展示などさまざまなイベントが行われている。

 同園では2017(平成29)年より毎年イベントを開催。小型であればペットとしてもなじみのあるオウムとインコの違いや絶滅の危機に瀕(ひん)している現状などについて知ってもらい、少しでも興味を持ってもらうことで、保全や教育普及活動へつなげたいという思いで行っている。

 当日は、ウォーターリリーズ「バードパフォーマンス会場」で本物のインコを登場させて野生での生態や生息地の環境などを説明するトークショーを開催。絶滅の危機にある野生の大型インコ「ヨウム」の保全について2011(平成23)年から取り組んでいる自然環境保全研究員の西原智昭さんの活動なども紹介した。

 今年からは新たにブースをフラワーシャワー「生物多様性保全の壁」前に設置。実際にオウムやインコの羽を触ってクイズに挑戦することで学ぶことができるようにした。生き物とのつながり「生物多様性」を守るための5つのアクション(食べよう、触れよう、伝えよう、守ろう、選ぼう)を宣言する「MY行動宣言」の「宣言シート」の説明も行われた。

 同園飼育スタッフの馬場瑞季さんは「昨年まではトークショーとパネル展示という発信のみの企画だったが、今回は簡単なクイズで学ぶことができるブースを新設したことで、多くの小さいお子さまにも参加いただけた。お客さまと直接交流することでさまざまな感想も得ることができた。野生動物の現状などに関心を持っていただけたなら、周りの人にも伝えてほしい」と呼び掛ける。

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