「アニメ 夏目友人帳展」が12月27日から、神戸阪急(神戸市中央区小野柄通8)本館9階催場で行われる。
緑川ゆきさんの代表作「夏目友人帳」は、2003(平成15)年に「月刊LaLa」(白泉社)で初出し。2008(平成20)年にはテレビアニメ第1期が放送され、テレビアニメ化10周年を迎えた昨年9月には、初の劇場版「劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~」が公開された。
同展では、テレビアニメシリーズ・劇場版の制作資料、劇中に登場した切り絵などを展示。主人公・夏目貴志の部屋を再現したコーナー、物語の中でも印象的な妖(あやかし)に名前を返すシーンを実際に体験するコーナーも設ける。
展示会オリジナルグッズは、「展示会限定 ニャンコ先生ぬいぐるみ」(1,574円)、「展示会ビジュアルクリアファイル(全2種)」(370円)、「トリプルニャンコ先生ぬいぐるみ(全3種)」(1,389円)、「トリプルニャンコ先生ぬいぐるみチャーム(全3種)」(926円)など(金額は税抜)。グッズ販売会場への入場は展覧会の入場券が必要。
会場を案内する音声ガイド(利用料金は1台700円)のナレーターは夏目貴志役の神谷浩史さん、ニャンコ先生・斑役の井上和彦さんが務める。
「原作の原画展は開催されていましたが、今回は初めての『アニメ 夏目友人帳展』です。原作と共にアニメを応援してくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。会場でアニメーション『夏目友人帳』の10年の軌跡をご覧いただけたら幸いです」と神谷さん。井上さんは「アニメでも10年間愛されて、去年は劇場版も上映され、今回は夏目友人帳の世界を体感できるという、すごく魅力的な展覧会だと思います。今までファンの方々は見る側だったかと思いますが、今度はどっぷりと夏目友人帳の世界に入り込んでいただいて楽しんでいただけたらと思います。斑と一緒に写真を撮れるフォトスポットもあるので、ぜひ、遊びに来てください」(以上、原文ママ)とコメントしている。
開催時間は10時~20時(1月2日は9時~、12月31日・最終日は18時まで、入場は30分前まで)。1月1日は全館休業。入場料は、一般=1,300円、高校生=800円、中学生=600円、小学生以下無料。1月8日まで。