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三宮の東門街近くに炭火焼きあか牛とお茶漬けの店 素材生かす味付けで

炭火焼きあか牛とお茶漬けの店「AGARU~あがる~」店長の本郷厚嗣さん

炭火焼きあか牛とお茶漬けの店「AGARU~あがる~」店長の本郷厚嗣さん

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 炭火焼きあか牛とお茶漬けの店「AGARU~あがる~」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-322-8022)が12月29日、三宮の東門街北入り口近くにオープンした。

あか牛ランプの炭焼き

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 熊本産早誠牧場直送の「あか牛」をはじめ、鹿・羊などの「良質な赤身肉」を炭火焼きで提供。素材を生かすシンプルな味付けや提供のタイミングにこだわる。「あか牛は和牛の中で褐毛和種(あかげわしゅ)という品種で余分な脂肪を含まない適度な霜降りが特徴」と店長の本郷厚嗣さん。「神戸ではあか牛を専門とした店は珍しく、多くの人に食べて知ってほしい」と開いた。

 同店は深夜4時まで営業しており、締めとしてお茶漬け(850円~)も提供。緑茶、ほうじ茶、あか牛のすじから引いた牛だし、カツオと昆布の和風だし、ヒメドポアソン風の魚だしを用意し、「サケ」「明太子と高菜」「梅こぶ」「牛佃煮」など約10種類の具材と組み合せて「自分好みのお茶漬け」を楽しむことができる。急須をかたどった南部鉄の箸置きや全てデザインが違う急須など、見た目もこだわる。

 店舗面積は9.5坪。席数は、カウンター9席、テーブル6席を用意。貸し切りは応相談。喫煙可。木目を基調とした和風造りの内装は清潔感のある落ち着いた空間に仕上げた。店名の「あがる」は、「当店の料理を食べて気分を上げていただき、翌日からの元気を届けたい」という思いを込めた。

 炭焼きメニューは、あか牛のヘレ(100グラム、4,200円)、厚切りタン(同2,900円)、ハラミ、サガリ(同、以上2,500円)、ランプ(同、2,300円)、クリ(同、2,000円)。鹿(1,800円)、羊チョップ1本、鴨(以上1,100円)なども用意する。

 単品メニューは、「九条葱のおひたし」(800円)、「料理人が作った大人のポテサラ」(500円)などのほか、その日に入荷した魚を使った料理(600円~)やお口直しのデザート(380円)も用意。「あか牛の魅力を知っていただく」ためのおまかせコース(4,500円、7,000円)も提供する。

 ドリンクは、あか牛に合う新潟県から取り寄せた日本酒(800円~)をはじめ、ワイン(グラス=900円~、ボトル=6,000円~)、シャンパーニュ(ボトル=8,000円~)などをそろえる。

 本郷さんは「素材の味を最大限引き出せるよう、自家製だししょうゆや塩なども厳選し、肉の部位によって合うお酒も提案させていただいている。あか牛の魅力を発信し、広めていきたい」と話す。「締めのお茶漬けだけでも気軽に入店いただければ」とも。

 営業時間は18時~翌4時。日曜定休(不定休あり)。

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