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「神戸北野美術館」のカフェで「豊島理と14人の小説家展」

小説家ユニット「Bekko(ベッコ)」共同代表の権藤将輝さん(左)と画家・豊島理さん(右)

小説家ユニット「Bekko(ベッコ)」共同代表の権藤将輝さん(左)と画家・豊島理さん(右)

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 絵と小説の展覧会「豊島理と14人の小説家展」が4月4日、「神戸北野美術館」(神戸市中央区北野町2)に併設するミュージアムカフェ(TEL 078-251-0581)で始まる。
【3月31日追記:新型コロナウイルス対策により延期となりました。】

タイトル「氷河の一滴」 作=豊島理さん

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 「絵をもとに小説を書いたら、どんな物語が生まれるのだろう」との思いから企画した同展。1月18日、短編小説専門フリーマガジン「THE TANPENS(タンペンズ)」が、1959(昭和34)年創業の製版会社「メインカラー」(大阪市城東区)協力の下、同社の印刷工場2階にあるフリースペース「colorless(カラレス)」で第1回を初開催した。

 大阪会場では、「THE TANPENS」のレギュラー作家を含む14人のインディーズ作家が、画家・豊島理さんの絵画から着想を得た短編小説を執筆。会場では、原画と小説を印刷した持ち帰り自由のリーフレットを並べて展示したほか、劇団TANPENSによる朗読劇を上演。ユーチューブで公開しているオーディオ小説に楽曲提供している神戸のロックバンド「GIA RHYTHM(ジャイアリズム)」による生歌ライブも行われた。

 好評で幕を下ろしたという大阪開催後、神戸北野美術館の竹中愛美子館長が「1日だけの開催はもったいない」と「THE TANPENS」を発行する関西発小説家ユニット「Bekko(ベッコ)」共同代表の権藤将輝さんに声を掛け、9日間の神戸開催が実現した。

 権藤さんは「自粛要請の期間が延長されるなど、この時期での開催を悩んだがカフェでの小規模開催であることなどを鑑みて予定通り進めている。ほんの少しでも皆さんの気分転換の場になるとうれしい。前回は都合が合わなかった方も、9日間展示しているのでお立ち寄りいただければ」と話す。

 開催時間は9時30分~17時30分(新型コロナウイルス感染予防で変更の可能性あり)。入場無料(ワンオーダー制)。

※上記イベントは新型コロナウイルス対策により延期となりました。(3月31日追記)

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