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神戸・三宮センター街2丁目の地面にアート作品収蔵 15作品目

ストリートミュージアム15作品目となる富山県高岡市の金属作家で金沢美術工芸大学教授・畠山耕治さんの作品「聖なるもの」

ストリートミュージアム15作品目となる富山県高岡市の金属作家で金沢美術工芸大学教授・畠山耕治さんの作品「聖なるもの」

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 神戸・三宮センター街2丁目(神戸市中央区三宮町2)のストリートミュージアムで4月4日、第15回収蔵作品が公開される。

13作品目は作家・武田享恵さんの作品「SU-ZUからの贈り物」

 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた三宮の復興をアートの力で支え、恩返しようとアートストリート構想を推進している三宮センター街。2丁目では道幅8.5メートルの通りを生かして、2006(平成18)年3月より毎年アート作品を1点ずつ地面に収蔵している。

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 15作品目となる今回は、富山県高岡市の金属作家で金沢美術工芸大学教授・畠山耕治さんの作品「聖なるもの」を収蔵。畠山さんは、2000(平成12)年にタカシマヤ文化基金タカシマヤ美術賞を受賞、2012(平成24)年にはMOA岡田茂吉賞・MOA美術館賞などを受賞している。

 三宮センター街2丁目商店街振興組合事務局企画担当者の藤井淳史さんは「今回は青銅製の矛(ほこ)のような作品で、神戸市立博物館に所蔵している銅鐸(どうたく)と呼応することをイメージされたとのこと。新型コロナウイルスの感染拡大もこの小さな剣で断ち切ってもらえたら」と話す。

 畠山さんは「青銅という太古からの記憶を持つ素材を、小さな剣という形で神聖な気配として存在させてみたかった。地中に眠る小さな剣が、ここ神戸の銅鐸と呼応し合い、微力ながら聖なる気配を醸し出せれば」と話す。