新型コロナウイルスによる国内感染拡大防止のため臨時休園している「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)が5月29日、営業を再開する。
同園は3月3日から臨時休園したが3月20日には防疫策を強化し、展示内容の一部を変更・中止して営業を再開。緊急事態宣言を受けて再び4月8日から臨時休園期間に入っていた。
休園中は、「お越しいただけないお客さまに向けて、臨時休園の期間も楽しんでもらいたい」と公式インスタグラムでライブ動画を配信するほか、同園内のショップで販売している商品が購入できる公式ネットショップも新たに開設するなど、さまざまな取り組みを行ってきた。
兵庫県の休業要請が解除されたことを受け、感染防止策を講じた上で営業を再開。3密を避けるため、一部のイベントも変更・中止する。
臨時休園により延期していた同園初の大型猛獣「スマトラトラ」のパンプ(雄、3歳)も一般公開。パンプは、今年3月末に閉園した総合遊園地みさき公園(大阪府)から4月11日にやってきた。
広報担当者の宮本江津子さんは「入り組んだ大木、池、岩場などで生息地を再現した新展示場では、樹上に登ったり、岩場で休んだり、池で水と戯れたりする多様な姿をご覧いただける」と話す。
営業時間は10時~16時。水曜・木曜休園。