新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休館していた「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」(神戸市中央区東川崎町1、TEL 078-341-8855)が6月22日、約4カ月ぶりに営業を再開した。
2月29日から臨時休館していた同施設。当初はゴールデンウイーク明けの営業再開を目指していたが、新型コロナウイルス流行の状況から、その後数回にわたって営業再開を延期。「都道府県をまたぐ移動の自粛を全国で緩和する」などの方針が発表されたことを受け、営業の再開を決めた。
これまでアンパンマンなどの立像が並んでいた「おでむかえひろば」は、カフェとして営業していた約47坪のスペースと一体化してリニューアル。神戸港に面した立地・風景を生かした「船と港」がテーマの遊びスペースとしてオープンした。
「営業再開に当たっては、お客さまと従業員の安全と健康を最優先に、行政や業界のガイドラインを参考にし、医療専門家の指導の下、新型コロナウイルス感染症予防の取り組みを実施する」と同施設。密集した状態を避け、来館者同士の身体的距離を保つための対策を講じるという。
ミュージアム内の滞留人数を50%以下に抑えるため、事前購入制の「日時指定WEBチケット」で入館。「やなせたかし劇場」で行うアンパンマンのステージでは、座席間隔を空け観覧者数を抑えるとともに、上演回数を大幅に増やし来館者がアンパンマンに会える機会をつくる。
休止するのは、キャラクターグリーティング、おたんじょうびステージ、人形劇、バイキンひみつ基地、ボールパーク、一部遊具の利用など。今春予定していた「レールトレイン SLマン」の運行は中止となった。
開館時間は10時~18時。ミュージアムの入館料は1,800円(1歳以上)。ショッピングモールは入場無料。6月中は平日のみ営業する。