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神戸・垂水出身、みちプロ・のはしたろう選手が凱旋大会 規模縮小し開催へ

2017年に神戸サンボーホールで開催された「みちのくプロレス神戸大会~神戸出身のはしたろうデビュー15周年記念大会~」の様子

2017年に神戸サンボーホールで開催された「みちのくプロレス神戸大会~神戸出身のはしたろうデビュー15周年記念大会~」の様子

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 「みちのくプロレス神戸大会~神戸市垂水区出身のはしたろう凱旋大会SP2020~」が9月6日、神戸サンボーホール(神戸市中央区浜辺通5)で開催される。

リングをアルコール消毒するスタッフ

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 主催は、岩手県を拠点に活動する「みちのくプロレス」所属で神戸市垂水区出身のプロレスラー・のはしたろう選手。身長159センチで「元祖・日本最小プロレスラー」をキャッチコピーに活躍し、フジテレビ系の番組「めちゃ×2イケてるッ!」のプロレス修業企画に出演したことでも知られている。

 のはし選手は2013(平成25)年、デビュー10周年記念の神戸大会を自主興行で初開催。2014(平成26)年は出身の垂水区で、2016(平成28)年~2019年は4年連続神戸で、凱旋(がいせん)大会を行い成功を収めた。地元での自主興行は今回で7度目となる。

 「今年の開催も半年以上前から会場も抑えて企画をしていた。日程はすでに発表済みだったが、新型コロナウイルス流行の状況から、開催するかを決定できずに時が流れた」とのはし選手。新型コロナの影響で3月28日~5月23日の間休止していた所属団体の興行が、岩手県内在住者20人限定で大会をようやく再開したことで「お客さまの声援あってこそのプロレス、コロナ対策をしっかり行った上で、有観客大会を続けなければいけないと思った。みちのくプロレスは、9月から規模を縮小した通常興行の再開を発表。それに先駆けて神戸大会開催を決意した」と明かす。

 のはし選手は6月28日、岩手県滝沢市の「みちのくプロレス道場」で公開記者会見を行い神戸大会開催を発表した。大会当日は市のガイドラインに従い、マスク着用、体調チェック、手洗い(アルコール消毒)、一定の間隔を空けて観戦などの新型コロナ感染予防対策を行い、通常より約5割削減の定員400人で行うという。

 「モヤモヤしたこのご時世、凱旋試合で神戸を盛り上げたい」とのはし選手。大会ロゴも作成した。「we design」所属のデザイナー山岸大紀さんが「神戸の持つ爽やかさとプロレスを融合したイメージ」に仕上げたという。「のはしたろう公式オンラインショップ」では現在、来場できない人や企業にも大会を支援してもらおうと「オンラインショップ限定 応援プラン&特別協賛」(3,000円~)を用意している。

 のはし選手は「自分はプロレスからいつも、立ち向かうことや耐えることを学んだ。今こそ、プロレスラーとなった自分が、お客さまにその姿や思いを伝えたい。より安全に、より楽しく、東北が生んだローカル・プロスポーツ、みちのくプロレスを体感していただければ」と話す。

 メインイベントは、「みちのくプロレス(のはしたろう選手、ザ・グレート・サスケ選手、新崎人生選手、ディック東郷選手)」対「ドラゴンゲート(望月成晃選手、ドン・フジイ選手、Gamma選手、KAGETORA選手)」。セミファイナルは、バラモンシュウ選手&バラモンケイ選手×GAINA選手&HUB選手によるタッグマッチ。このほか、3試合を行う。

 13時ゴング。前売り券は、スペシャルシート(最前列)=8,000円(残りわずか)、特別リングサイド=6,000円、指定席=5,000円ほか。当日券は各500円増し。問い合わせは「みちのくプロレス」(TEL 019-687-2431)まで。

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