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JR三ノ宮駅前の居酒屋が「神戸応援コース」 医療従事者と地元農家を支援

JR三ノ宮駅前の交通センタービル9階にある居酒屋「農家 うたげ。」責任者の疋田裕史さん(右)

JR三ノ宮駅前の交通センタービル9階にある居酒屋「農家 うたげ。」責任者の疋田裕史さん(右)

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 JR三ノ宮駅前の交通センタービル(神戸市中央区三宮町1)9階にある居酒屋「農家 うたげ。」(TEL 078-332-2831)が7月1日、「こうべ医療者応援ファンド」に寄付するコースの提供を始めた。

「農家名物!おくら饅頭~鶏のそぼろ山葵あんかけ~」

 多くの人たちが新型コロナウイルスで大きな打撃を受けている中、同店を経営する「情熱ダイニング」(下山手通2)も5月31日まで全ての店舗を休業。6月に営業再開した際に「お店の開店を待っていた」と常連客からの声を受け、「改めて私たちの店、会社は数多くの方に支えられ生かされているのだと実感した」と同店責任者の疋田裕史さんは話す。

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 「少しでもこの街に恩返しができれば」と思い、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて日々過酷な現場で業務に当たっている医療従事者を応援したいと「神戸応援コース」(1人前3,500円)を企画。コース代金の10%を市内の医療機関を通じて医療従事者の勤務環境の改善に役立てる「こうべ医療者応援ファンド」に寄付する。野菜の流通が止まり売れ残りに困っており、コース料理の食材として使うことで地元農家の支援にもつながる。

 コース内容は、「朝採れ地元野菜のお造り」「農家名物!おくら饅頭~鶏のそぼろ山葵あんかけ~」「まるごと人参ステーキ」「日本一こだわり卵で『卵かけごはん』」「農家SELECT 淡路和牛のしぐれ煮」など13品。「ホットペッパー」「ぐるなび」から予約できる。

 疋田さんは「少しでも多くの方に『神戸応援コース』を知っていただき、利用いただくことで、医療関係者の方や食材の生産者の方の支援になれば。私たちにできることは目の前のお客さまに料理を作り、喜んでいただくこと。それが支援につながれば、なおうれしい」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。「神戸応援コース」は7月31日まで。

 7月1日に5周年を迎えた同店。8~40人の掘りごたつ個室、6~10人のテーブル個室など100席を用意し、最大100人の宴会に対応。茶色を基調とした内装で、入り口に並ぶ野菜や総菜が「道の駅」を思わせる。地元農家の食材をメインに使い、「共に酒を酌み交わす小規模から大規模までの『宴(うたげ)』ができる場所になれば」と店名を付けたという。5周年イベントは時期をずらして開催を予定する。