神戸の新しい魅力を発見するオンライン型エンターテインメントパーク「KOBE&(コウベアンド)」の公式サイトが8月25日、公開された。
今年1月に三宮センター街1丁目商店街振興組合、神戸新聞事業社、そのほか有志で「KOBE&実行委員会」を発足。神戸市の地域商業活性化支援事業(3年型)を活用し、三宮のエリアマネジメントの一環としてスタートした。
ロゴは、ポートタワーや生田神社の鳥居などの赤、山や海をイメージした緑、夜になると街に浮かぶネオンの黄をイメージカラーとし、KOBEの「K」に「&」を巻き付け、神戸を周回する動線をイメージした。
再整備が進む神戸三宮駅周辺の街の変化を追うもの、歴史を感じる場所、最新のグルメスポット、ミューラルアート(壁画)を巡るものなど、神戸の街をリアルに体験できるミッションをそろえる。
ミッションをクリアした人にはポイントを付与し、「KOBE観光スマートパスポート」や神戸市内のホテル宿泊券など、ポイントに応じてさまざまな特典を用意する。特典は今後さらに増やしていくという。
参加には、神戸のIT企業「DIIIG」(神戸市中央区三宮町1)が提供するアプリ「DIIIG」のダウンロードが必要。「KOBE&」公式サイトでは現在、同アプリの使い方を紹介する動画を公開している。
実行委員の植村一仁さんは「三宮駅周辺の魅力発信プラットホームとして、情報だけでなく体験を提供したい。神戸で暮らす人や旅行で訪れた人が神戸の街をもっと楽しむきっかけになれば」と話す。