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神戸・六甲道の「デリランテ」がリニューアル テークアウトカウンターも新設

洋風酒場「デリランテ 六甲道店」料理長の深田修平さん

洋風酒場「デリランテ 六甲道店」料理長の深田修平さん

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 7月30日にリニューアルした洋風酒場「デリランテ 六甲道店」(神戸市灘区琵琶町1、TEL 078-857-4610)が9月1日、ランチ営業を始めた。

500度の高温で焼き上げるピザ釜

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 経営は神戸市内を中心に、炭火焼き鳥専門店「にはとりや」、クラフトビール専門店「ホップスタンド」、ギョーザ専門店「ぎょうざの一休」、ラム肉専門店「ラムの串焼き ひつじの一休」などを展開するシナジーカフェ(北長狭通2)。

 「デリランテ」はイタリア語で「デタラメ」「気が狂った」という意味で、「仕事のストレスや嫌なことを忘れて本来の自分に戻って楽しんでほしい」という思いを込めた。2012(平成24)年12月17日のオープン以来、「お酒を飲みながらみんなでワイワイ楽しんでもらうこと」をコンセプトに営業していたが、新型コロナウイルスをきっかけに食事利用をメインにしたメニューに変更した。

 店舗面積は1階・2階合わせて30坪。席数は、テーブル38席、カウンター10席、座敷8席、ペット同伴可能なテラス4席を用意し、2階は16人からの貸し切りに対応(少人数も応相談)。内装はイタリアンにこだわらず、スペイン、フレンチなど多国籍な雰囲気に仕上げた。ワインを飲みながらアヒージョやパスタをゆっくり楽しんでもらえるように座敷席を用意する。店長の平野健太さんは「家族連れが3世代で楽しめるような空間にした」と話す。

 リニューアルで500度の高温で焼き上げるピザ窯を厨房(ちゅうぼう)に設置。ピザが焼き上がる様子も楽しめるテークアウトカウンターも新設した。感染予防対策として席間を広くし、各テーブルにパーテーションやロールスクリーンを設置。換気扇を増設し、換気を強化した。

 少しでも利用時間を分散できればとランチ営業を開始。スープ、サラダ、ドリンクバーが付くランチメニューは、「サラミのマルゲリータ」「しらすのマリナーラ」「クワトロフォルマッジ」「季節のピッツァ」「生ハムときのこのピッツァ」から選ぶことができる「選べるナポリピッツァ ランチ」(1,200円)、「特製ナポリタン ランチ」(1,000円)など。

 単品メニューは、マルゲリータとクワトロフォルマッジのハーフ&ハーフに生ハムをトッピングした「ナポリピッツァ デリランテ」、パルマ産生ハム、ナポリサラミ、モルタデッラハム、鹿児島茶美豚のローストポークを盛り付けた「シャルキュトリー盛り合わせ」(以上1,190円)、神戸の中央市場で毎日仕入れる新鮮な魚介類を使った「鮮魚のカルパッチョ」(490円~)、「トマトとブッラータチーズのカプレーゼ」(1,090円)、「豪州産 牛ランプ肉のステーキ(100グラム)」(990円)、「もちもち生パスタの鉄板ナポリタン」(690円)などを提供。

 飲み放題90分付きのコースは、お薦めメニューをそろえた「定番コース」(3,500円)、牛ステーキ、カルパッチョ、ブッラータが付く「贅沢(ぜいたく)コース」(5,000円)のほか、月曜~木曜限定で料理少なめの「お気軽コース」(2,500円~)を用意する。

 ドリンクは、生ビール、瀬戸内レモネードサワー(以上490円)、グラスワイン、自家製蜂蜜レモンソーダ(以上390円)、15種飲み放題ワインビュッフェ(1分15円)などをそろえる。

 平野店長は「これまではお酒を楽しむお客さまに多く利用いただいていたが、これからは食事のみでも気軽に来店いただきたい。8年目にしてランチ営業も本格的に始めた。ドリンクバーもあるので、ゆったりしたランチタイムをお過ごしいただけるのでは。テークアウトコーナーも新設したので、自宅でのピザパーティーなどにも利用いただければ」とほほ笑む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時30分(以上ラストオーダー)。

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