暮らす・働く

神戸市役所、初の副業人材公募 全国からテレワーク参画も

神戸市役所が広報に関する専門的なスキルや知識を持つ副業人材40人を募集している ©KOBE TOURISM BUREAU

神戸市役所が広報に関する専門的なスキルや知識を持つ副業人材40人を募集している ©KOBE TOURISM BUREAU

  • 37

  •  

 神戸市役所が9月24日より、広報に関する専門的なスキルや知識を持つ副業人材40人を募集している。

 神戸市はこれまでも、「チーフイノベーションオフィサー」「クリエイティブディレクター」など、専門的なスキルや知識を持つ民間人材(ジョブ型雇用)を積極的に登用。新型コロナウイルス感染拡大でリモートワークが普及し働き方の多様化が進む中、新たな取り組みとして民間企業の社員やフリーランスとして働いている副業人材に「ホームページのモニタリング」「動画の企画」などの広報業務をオンラインで委託する。

[広告]

 副業人材の募集とテレワーク完結での民間人材活用は、初の取り組み。「登庁を伴わないオンラインでの業務」「副業としての参画」を行うことで幅広く対象を広げ、全国からの参画が可能となる。

 「東京一極集中の是正手法を神戸が提案。有能な人材の神戸市の業務への参画」「東京などからの神戸へのUターン・Iターンを考えている方にオンライン就業の機会を提供」「神戸市職員の働き方改革・業務の高度化」「時代のニーズに合った効果的な市民サービスの創出」などの効果を期待するという。

 応募数はすでに900人以上、倍率は22倍を超えており、その関心の高さがうかがえる。

 久元喜造神戸市長は「社会情勢が大きく変化していく中で、神戸市はこれからもにぎわいと活力のある街でありつづけるため、次代を担う若者に選ばれる魅力的な都市を目指しており、民間企業で働いている方々の知識・スキルを生かす『ジョブ型雇用』を導入してきた。ウィズコロナ時代となり、テレワークが拡大するなど働き方がさらに多様化し、これまでと比べ副業という働き方が持つ価値が大きく変化している。全国の方々に神戸の仕事をしていただくことで、市民サービスの向上にもつながると確信している。私たちに共鳴してくださる方々の力を集めることで、神戸市を更に魅力的な街にしていきたい」と話す。

 副業マッチングサービス「クラウドリンクス」を運営するクラウドワークスの吉田浩一郎社長は「神戸市が全国の自治体の中で率先して副業人材を40人も迎え入れ、テレワークを活用し、市外の副業者もその土地の魅力を伝える広報・広聴業務に取り組めるという姿勢から、これからの市政のあり方と日本の働き方を変えようという強いリーダーシップを感じている。先進的な神戸市の姿勢と全国のプロフェッショナルな副業者の方々が起こす化学反応に協力できることを光栄に思う。副業者の皆さまの積極的な応募をお待ちしている」と期待を込めた。

 申し込みは「クラウドリンクス」専用サイトから。

Stay at Home