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神戸・鯉川筋に国産食材使うモダンフレンチ「クーリエール」 夫婦で開業

フレンチレストラン「Couriere(クーリエール)」オーナーシェフの松本拓也さんと妻・眞美さん

フレンチレストラン「Couriere(クーリエール)」オーナーシェフの松本拓也さんと妻・眞美さん

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 国産食材と日本ワインにこだわるフレンチレストラン「Couriere(クーリエール)」(神戸市中央区下山手通4、TEL 078-599-7699)が9月21日、神戸・鯉川筋にオープンした。

10月のコースの一品「スイートポテト」

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 店舗面積は12坪。席数は、カウンター8席、テーブル4席。最大12人の貸し切り利用にも対応する。店内は「リラックスして食事を楽しんでもらいたい」と木目調の柔らかい印象の空間を演出した。店名はフランス語で「走る(Courir)」と「祈り(Priere)」を組み合わせた造語。

 19歳で料理の世界に入ったというオーナーシェフの松本拓也さん(29歳)。「ブラッスリーラルドワーズ」(磯上通4)など、複数の兵庫県内レストランで修業後、念願だった独立の夢をかなえて夫婦でレストランを開業した。給食施設で栄養士をしていた妻・眞美さんは、2017(平成29)年にサービスの知識を得るためレストラン業に転職。現在はソムリエを目指している。

 開業に向け約1年前に公式SNSを開設。元職場や知り合いのレストランを間借りして、月に1度店名を掲げたシミュレーションイベントを開催した。素材の持ち味を生かした丁寧な調理法とユニークな提供方法でオープン前から多くのファンの心をつかんだ。

 メニューはコースのみ。料金はランチ=2,800円、3,800円、5,000円、ディナー=5,000円、7,500円、1万円。内容は毎月1日に一新する。夫婦が明石出身ということもあり、明石ダコを使った料理やたこ焼きに見立てた小菓子も用意する。

 ドリンクは、日本ワイン(600円~)を中心に、国産クラフトビール(600円~)、「志波町のぶどうジュース」(600円)、眞美さんが考案した「マダム特製ノンアルコールドリンク」(700円~)などをそろえる。

 拓也さんは「今後も月に1度は通常営業とは異なるスタイルのイベントを開きたい。11月には国産のクラフトビールとのコラボイベントを企画している」と話す。「自分が先輩たちからしてもらったように、独立を目指す若手料理人やパティシエの後押しをしていきたい」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~13時30分、ディナー=18時~20時(以上ラストオーダー)。水曜定休。

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