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長田のホームセンターで園芸市「下町ガーデンルネサンス」 縁日スタイルで

「アグロガーデン神戸駒ヶ林店」店長の西村裕介さん(左)と販促担当の勝浦芳友さん(右)

「アグロガーデン神戸駒ヶ林店」店長の西村裕介さん(左)と販促担当の勝浦芳友さん(右)

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 ホームセンター「アグロガーデン神戸駒ヶ林店」(神戸市長田区南駒栄町、TEL 078-646-4455)で12月11日・12日・25日・26日の4日間、縁日スタイルの園芸市「下町ガーデンルネサンス2021歳末市」が行われる。

50個のちょうちんを飾り、縁日のような雰囲気を演出

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 同店販促担当者の勝浦芳友さんは「古くは貴族の文化だった園芸は江戸時代に大衆化し、庭がなくても植木鉢で植物を楽しむ『都市園芸』として日本独自の発展を遂げた」と話す。園芸市は、「都市園芸」を下町風情が残る新長田で復興する取り組みとして企画した。

 勝浦さんは「この辺りは阪神・淡路大震災後の大規模な再開発事業でとてもきれいになった。一方で街を歩くと緑が少ないと感じる。イベントを通して植物の魅力を発信し、緑あふれる世界一の園芸都市を目指したい」と意気込む。

 イベント名「下町ガーデンルネサンス」は大衆的な下町と、花や緑があふれる街の再生、神戸らしい西洋のイメージを掛け合わせて付けたという。

 当日は、50個のちょうちんで正面入り口を飾り、昔懐かしい縁日のような雰囲気を演出。歳末市として、門松やしめ飾りなど迎春用の園芸植物、招き猫やえとなどの縁起物、古本、おもちゃなどの掘り出し市を展開する。11月21日~23日は第1弾として開催し、約1万人がお祭り気分を楽しんだ。

 開催期間中、商品券が当たる「アグロくじ」や、スタンプを集めて抽選に参加できるキャンペーンなども行う。

 勝浦さんは「コロナ禍で長い間お祭りもできず街に活気がないように感じる。植物は人を元気にしてくれるので、日々の生活に植物を取り入れるきっかけになれば」と話す。

 開催時間は11時~19時30分。

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